日大生産工学部では海外の多数の大学と協定を結び,交換留学制度等を実施しています.その中の一つが米国オハイオ州にあるKent State Univerisy(KSU)ですが,2017年11月10日(金)にKSUのESL所長他が数理情報工学科を訪問され,3,4年生の学生の研究風景を見学されました.見学先の研究室ではオランダのアムステルダム応用科学大学(HVA)から1名の学生が2017年9月から2018年2月までインターンシップ学生として日本人の学生と一緒に「数理情報工学演習II」の一環としてシリアスゲームを開発しており,海外からの留学生と日本人の学生とが英語によりソフトウェアを共同で開発している様子をご覧になり,数理情報工学科は国際性の面からとても良い教育環境だとお褒めの言葉をいただきました.交換留学とは相互に留学することですが,数理情報工学科の学生で米国またはオランダの大学への留学を希望される学生は,是非とも事務室までお問合せください,数理情報工学科には海外で学ぶための様々なチャンスが用意されています.

国際会議The 17th IEEE Workshop on RTL and High Level Testing (WRTLT2016)が2016年11月24~25日に日本・広島・安芸グランドホテルで開催され,数理情報工学専攻の大学院博士前期課程1年の佐藤護さん(細川研究室所属)の論文 "A Binding Method to Generate Easily Testable Functional Time Expansion Models“と,大学院博士前期課程1年の武田俊さん(細川研究室所属)の論文" A Design for Testability Method at RTL for Concurrent Operational Unit Testing "が採択され,発表しました.

佐藤さんの発表内容は,デジタル情報機器に搭載されているシステムLSI(大規模集積回路)の動作記述(C言語など)からテスト容易なレジスタ転送レベル回路(Verilog-HDLなど)を合成するアルゴリズムに関するものです.システムLSIは製造後にその品質を保証するためにテストを行う必要があります.ハードウェアの各要素は外部入力や外部出力に近いほうが,その際に使用する0と1の値で構成されるテストパターンの系列を容易に生成することができます.合成時にハードウェアの演算器の入力は外部入力から近い経路を、演算器の出力は外部出力に近い経路を生成するアルゴリズムを提案しました.実験では,このテスト容易化動作合成アルゴリズムを適用して生成された回路に存在する演算器の入出力はすべて外部入力と外部出力へレジスタ1個のみ介して到達できる経路を生成できたことを示しました.

シリアスゲームとは,世の中の諸問題解決を目的として開発されたコンピュータゲームのこと.今年も日本デジタルゲーム学会の教育研究部会ではシリアスゲームジャムを開催しますが,今回の実行委員長は数理情報工学科の研究生粟飯原萌さんが行います.テーマ(世の中の諸問題)は「えいごでコミュニケーション~English Please~」.2020年に改訂となる文科省の教育指導要領で導入される小学校3年生からの英語学習の時間,これをターゲットとして,家庭における親子のコミュニケーション促進を目的としてシリアスゲームを,ゲーム制作やソフト開発に興味のある各国の学生やプロの皆さんが集い12月16日と17日の2日間で制作します.どんな作品ができるか,楽しみですね!

次のページでは事前レクチャ動画をご覧いただけます.

2017年10月16日(月)~18日(水)に中国・吉林省・長春の吉林動画学院(Jilin Institute of Animation)で国際ゲームジャムが開催され,数理情報工学科からは4年生の学生2名と教員1名が参加しました.参加者はアジア4カ国(中国から3大学,韓国から2大学,シンガポール及び日本からは各1大学)の7大学から55人の大学生が集まり,それぞれ必ず3カ国の学生を含むように各自が全部で10のチームを編成し,48時間でシリアスゲームを10本制作しました.与えられたテーマは「Games for Health -10歳以下または65歳以上-」,中国でもシリアスゲームに対する関心がオランダや韓国と同様急速に高まっている様子が伺えました.

数理情報工学科の学生が編成したチーム Whale は中国人3人(プログラマとアーチスト),韓国人2人(ゲームデザイナとアーチスト),日本人1人(プログラマ)とスキルがバランス良く編成され,二人で協調してプレイするシリアスゲーム We Tap を開発,優秀賞(銀賞)を受賞しました!もう一チームは日本人1人(プログラマ)以外中国人5人と韓国人1人でしたが,アーチストが4人集中したのが敗因となり,受賞を逃しました.

日本大学では毎年3月と9月の卒業式・修了式を行いますが、9月28日に行われた修了式では数理情報工学専攻3年の粟飯原萌さんが博士(工学)の学位授与を受けました. 学部を卒業してから5年,学校の先生方が効果的な電子教材の開発を可能とすることを目的として行ってきた「シリアスゲーム型学習用教材構築法」に関する研究がまとまり,学位授与となりました.おめでとうございます.

本学部の津田沼キャンパスから約6キロの幕張メッセで2017年9月21日から9月24日まで開催された「東京ゲームショウ2017」,オランダ王国大使館のサポートにより,オランダ・パビリオンの一角で数理情報工学科の学生等による作品等の展示が実現しました!連日朝から会場には沢山の人が訪れ,シリアスゲームの構築法を古市研究室で学んでいるオランダ人と日本人の学生が説明員を行いました.また,この様子はSQOOL.NETの記事にもなりました.

とびとびを説明中の学部4年生新井君

夏休み期間中,数理情報工学科の教員及び学生は各国・各地で行われる学会で日頃の研究成果を発表します.2017年9月2日(土)に専修大学で行われた日本デジタルゲーム学会主催のDiGRA JAPAN 2017 夏季研究発表大会には大学院の学生2名が参加し,日頃の研究成果を発表しました.

大学院1年の鈴木雄次郎君が発表したタイトルは「協調性の向上を目的としたシリアスゲーム Line H!tterの開発と評価」で,インタラクティブ(デモンストレーションとポスター)セッション及びオーラルセッション(口頭発表)の双方で2件発表,学生奨励賞を受賞しました.おめでとうございます!

数理情報工学科の多くの研究室では,夏休みの後半新学期が始まる直前に卒業研究の中間発表会を行います.中には研究室同士が合同で実施する場合もありますが,例えば古市研究室では隣の東邦大学理学部情報科学科の3研究室及び生産工学部のマネジメント工学科の1研究室と合同で実施します.今年が4年目を迎えるこのシンポジウムはFS2YNと名前が付けられ,今年は2017年8月27日(日)に東邦大学で実施されました.

発表はファストフォワード形式(発表内容を壇上で1分間でプレゼンする)及びポスター形式(発表内容を1枚のポスターにまとめ,30分間ポスターの前で説明及び質疑応答をする)で行いました.この時期卒業研究の進捗は学生毎に大きく異なり,開発したソフトウェアのプロトタイプをデモンストレーション学生も多数いる他,検討段階でまだ開発するものが明確に定まっていない学生もおり,全員とても良い刺激になったのではないかと思います.また,数理情報工学科の学生は3年生も多数参加し(今回初のケースとして2年生も1名参加),来年3月の学会発表を目指して研究中の成果を中間発表しました.

なお,今年初めての試みとして,参加者による「良かったネ」の数により表彰を行いました.最優秀賞は50を超える「良かったネ」を獲得した古市研の新井君「とびとび」が受賞した他,40以上良かったネを受賞した皆さんは全員表彰されました.おめでとうございます.なお,事前の準備から当日の懇親会まで,活躍してくれたのは各研究室の代表幹事の皆さんでした,どうもありがとうございました.来年は日本大学を会場として行います.

2017年8月16日~18日に韓国で開催された国際ゲームジャムGAGJ17(Global Applied Game Jam)にメディアデザインコース4年生の高橋昂大君が参加し,オランダ,中国,韓国の学生とチーム Hot Chilliを組み,プログラマとして活躍しました.Applied Gameとはシリアスゲームのオランダにおける呼び名で,韓国ではシリアスゲーム,アプライドゲーム,あるいは機能性ゲーム等の名前で呼ばれています.GAGJ17にはオランダ人のユトレヒト芸術大学の学生が8名,中国の吉林動画学院の学生が6名,日本からは日本大学の学生が1名参加した他,韓国からはPOSTEC,ソウル国立大,SUNY等の各大学から30名が参加し,3日間で8つのシリアスゲームを開発しました.

今年のテーマは「高齢者福祉・介護へのロボットの利用」.ソウル国立大学看護学部の金先生が,日本における少子高齢化問題と高齢者介護へのロボットの利用を紹介し,来るべき全世界的な少子高齢化問題を救うための,ロボット技術とゲーム技術を融合させたシリアスゲームを開発せよ,と基調講演の中でお話しになり,それから3日間で8つのシリアスゲームが開発されました. チームの中には早速街で基板やモータ等を仕入れ,装着型の歩行センサやロボット等を自作したりするチームもありました.来年も同じ時期に実施されますので,興味のある学生は高橋昂大君等に問合せて下さい.

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  • 数理情報システムコース
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  • 定員40名
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    大学院進学者も多数
  • 大学院数理情報工学専攻
  • 定員10名
  • 前期博士課程(2年)・後期博士課程(2年)
    少人数クラス
    各業界研究開発職を目指す学生多数
    仕事をしながら博士号を目指す社会人博士後期課程学生も多数

問い合わせ先

E-mail
hata.miyuki@nihon-u.ac.jp
郵便番号
275-8575
住所
習志野市泉町1--2-1

アクセス

数理情報工学科は津田沼校舎に位置します

JR(総武快速)津田沼駅下車
京成バス 4番乗り場(三山車庫・二宮神社・八千代台駅行)または
5番乗り場(日大実籾行) 約10分 日大生産工学部下車
京成本線京成大久保下車徒歩10分
普通または快速を利用,特急、通勤特急は止まりません
京成津田沼より3分, 京成船橋より9分, 京成上野より39分

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