2017年12月15日(金)14:40-15:30 日本大学生産工学部39号館505教室でイリノイ大学アーバナ・シャンペン校iSchool (School of Information Science,情報科学研究科)の高澤有以子先生が「学びとコミュニケーション」というタイトルで特別講演をされます.あらゆる分野における学びとコミュニケーションの関係について,米国におけるフィールドワークの成果も交えてわかりやすくお話ししてくださいますので,数理情報工学を学ぶ大学院生・学部生はもちろんのこと,全学科及び専攻の学部生,大学院生及び教職員の皆さんの参加をお待ちしております.
事前申し込み不要,無料,学外の方もご参加いただけます
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2017年12月16日(土)と17日(日),日本デジタルゲーム学会・ゲーム教育研究部会主催による「第6回シリアスゲームジャム(SGJ6)」が東京・神田で開催され,日本・イギリス・オランダからの学生及び社会人の皆さんが集まり,2日間でシリアスゲームをジャム形式で制作するイベントが行われました.数理情報工学科からは情報工学コース及びメディアデザインコースの4年生が3名,大学院生が1名,オランダからの留学生1名が3つのチームに分かれて参加し,最優秀賞及び優秀賞を受賞しました!
本シリアスゲームジャムの詳細な様子は以下のメディアでの記事をご覧ください.
最前列真ん中は実行委員長・粟飯原萌さん(数理情報工学科研究生)です
最優秀賞を受賞したチーム Pee-Max
優秀賞を受賞したチーム Diggin
2017年12月2日(土)に生産工学部で第50回学術講演会が実施され,口頭・ポスター併せて405件の発表が行われました.数理情報工学科からも教員及び学生が発表を行い,3名の学部学生(細川研究室・竹内勇希君,伊東研究室・野尻桃子さん,古市研究室・新井恒陽君)が優秀学生発表賞を受賞しました.学部全体では38名の学生が受賞しました31名は大学院の学生で,学部生の受賞者7名のうち3名が数理情報工学科の学生だったのは快挙だったと思います.
※2017年12月5日記事をアップデート
出演者の一人として9月に北京で収録されたCCTV1の番組「The Challenge Impossible」,この度放映されてYouTube上でも番組が公開されました! 5分23秒付近で伏見君が登場,11分5秒以降チャレンジが始まります.
3年生の伏見有史君が,中国国営放送CCTV1の番組「The Challenge Impossible」収録のため2017年9月18日から26日まで中国・北京へ行ってきました.放映は来年の1月を予定,放送内容の詳細はお伝えできませんが,ルービックキューブの速解きに関するものです.北京ではスペイン,アメリカ,イギリス,オーストラリアからやってきた共演者と五つ星のSheraton Hotelに泊まり,番組のスタッフや現地の通訳の方々と非常に貴重な体験をしてきたとのこと.放映日等がわかったらまたこちらでお知らせします.
数理情報工学科には毎年世界中から沢山の来客がありますが,2017年11月18日(土)には日大二中の生徒さん80名が数理情報工学科を訪問され,3年生が数理情報工学演習(3年次の必修科目です)で開発しているソフトウェアを体験していただきました.今回体験していただいたのはいずれも子供たちの協調性向上を目的としたシリアスゲームで,体の動きの変化によって4人で音楽演奏を楽しむ「FloorPad」,二人でハイタッチをすることによって表示されるラインを使ってブロック崩しを楽しむ「Line H!tter」,仮想空間上で大縄跳びの練習をする「とびとび」を体験していただきました.この中から何人の生徒さんが将来数理情報工学科に入学し,今度は自分の後輩達に体験してもらうソフトウェアを開発することになるか,楽しみですね.
日大生産工学部では海外の多数の大学と協定を結び,交換留学制度等を実施しています.その中の一つが米国オハイオ州にあるKent State Univerisy(KSU)ですが,2017年11月10日(金)にKSUのESL所長他が数理情報工学科を訪問され,3,4年生の学生の研究風景を見学されました.見学先の研究室ではオランダのアムステルダム応用科学大学(HVA)から1名の学生が2017年9月から2018年2月までインターンシップ学生として日本人の学生と一緒に「数理情報工学演習II」の一環としてシリアスゲームを開発しており,海外からの留学生と日本人の学生とが英語によりソフトウェアを共同で開発している様子をご覧になり,数理情報工学科は国際性の面からとても良い教育環境だとお褒めの言葉をいただきました.交換留学とは相互に留学することですが,数理情報工学科の学生で米国またはオランダの大学への留学を希望される学生は,是非とも事務室までお問合せください,数理情報工学科には海外で学ぶための様々なチャンスが用意されています.
国際会議The 17th IEEE Workshop on RTL and High Level Testing (WRTLT2016)が2016年11月24~25日に日本・広島・安芸グランドホテルで開催され,数理情報工学専攻の大学院博士前期課程1年の佐藤護さん(細川研究室所属)の論文 "A Binding Method to Generate Easily Testable Functional Time Expansion Models“と,大学院博士前期課程1年の武田俊さん(細川研究室所属)の論文" A Design for Testability Method at RTL for Concurrent Operational Unit Testing "が採択され,発表しました.
佐藤さんの発表内容は,デジタル情報機器に搭載されているシステムLSI(大規模集積回路)の動作記述(C言語など)からテスト容易なレジスタ転送レベル回路(Verilog-HDLなど)を合成するアルゴリズムに関するものです.システムLSIは製造後にその品質を保証するためにテストを行う必要があります.ハードウェアの各要素は外部入力や外部出力に近いほうが,その際に使用する0と1の値で構成されるテストパターンの系列を容易に生成することができます.合成時にハードウェアの演算器の入力は外部入力から近い経路を、演算器の出力は外部出力に近い経路を生成するアルゴリズムを提案しました.実験では,このテスト容易化動作合成アルゴリズムを適用して生成された回路に存在する演算器の入出力はすべて外部入力と外部出力へレジスタ1個のみ介して到達できる経路を生成できたことを示しました.
シリアスゲームとは,世の中の諸問題解決を目的として開発されたコンピュータゲームのこと.今年も日本デジタルゲーム学会の教育研究部会ではシリアスゲームジャムを開催しますが,今回の実行委員長は数理情報工学科の研究生粟飯原萌さんが行います.テーマ(世の中の諸問題)は「えいごでコミュニケーション~English Please~」.2020年に改訂となる文科省の教育指導要領で導入される小学校3年生からの英語学習の時間,これをターゲットとして,家庭における親子のコミュニケーション促進を目的としてシリアスゲームを,ゲーム制作やソフト開発に興味のある各国の学生やプロの皆さんが集い12月16日と17日の2日間で制作します.どんな作品ができるか,楽しみですね!
数理情報工学科は津田沼校舎に位置します