Faculties
数理情報工学科は社会で役立つ,数理と情報を学ぶことができる日本では数少ない学科です。数理とは数学と物理学に基礎をおき,コンピュータを援用し自然現象や人工現象のしくみを解き明かす学問です。情報工学とはコンピュータにかかわるあらゆる研究を行う学問で,ソフトウエア開発の面で見るとアルゴリズム(プログラミングの理論体系)について学ぶことができます。メディアデザインの面では情報を魅力的に表現する技術を学ぶことができます。現在社会では人工知能やビッグデータ,デジタル化社会が毎日のように話題となる中,ますます数理情報工学の社会における必要性が高まっています。すなわち数理情報工学を学ぶ皆さんは未来社会を輝かせる大事な人材なのです。そのため,我々教員も粉骨砕身の思いで皆さんの教育・研究に挑みます。
数理情報工学科 主任 栃窪孝也,数理情報工学専攻 主任 野々村真規子
担当科目:
数理情報工学概論
情報化社会と情報倫理
数値シミュレーション
研究テーマ:
流れの数値シミュレーション
Linuxによるネットワーク構築及び並列分散処理
非線形問題に関する数値解析法の開発
担当科目:
ゲームプログラミング及び演習
技術者倫理
産業関連法規(知的財産権)
研究テーマ:
ゲームデザイン
シリアスゲーム
創造性を育成するボードゲーム学習プログラムの開発・評価
創造性テストの開発
ゲームデザインを通した教育に関する研究
担当科目:
離散数学
プログラミング及び演習II
研究テーマ:
衝撃波などの強い非平衡現象の数理工学シミュレーション
企業などが持つ実験データへのデータサイエンス手法の応用
担当科目:
UNIX演習
計算論
システム・ネットワーク管理
研究テーマ:
情報理論的な鍵共有問題に関する研究
暗号・情報セキュリティに関する研究
統計的な乱数検定法に関する研究
担当科目:
インターネットプログラミング
ヒューマンインタフェース
オートマトン
研究テーマ:
適応型ヒューマンインタフェース
Webインテリジェンスとインタラクション
情報家電ネットワーク
担当科目:
オペレーティングシステム
ゲームプログラミング及び演習
技術者倫理
産業関連法規(知的財産権)
研究テーマ:
モデリング&シミュレーション(災害・歴史等)
シリアスゲーム構築法(教育,医療・福祉等)
担当科目:
アルゴリズムとデータ構造
ソフトウェア構築
ソフトウェア構築演習
研究テーマ:
システムLSIのテストCADに関する研究
ハードウェア・ソフトウェア協調設計CADに関する研究
組合せ最適化問題に対するアルゴリズム
担当科目:
ダイナミックス
応用解析学
モデリング&デザイン
研究テーマ:
音響・振動の数値シミュレーション
人体筋骨格数理モデル
スポーツ健康解析
自動運転時の乗り心地解析
人工知能と数理モデルによるパワーアシストスーツ研究
担当科目:
人工知能
情報メディア
プログラミング及び演習II
研究テーマ:
色覚バリアフリーを実現するカラー画像処理
非線形信号処理に基づく劣化画像の復元・強調
コンテンツベースの映像メディア処理
担当科目:
コンピュータ概論
プログラミング及び演習I
カオスと情報処理
研究テーマ:
人工知能(学習,最適化,曖昧さを取り入れた推論)
ニューラルネットワーク
複雑ネットワーク
数理情報工学科では,3年次に研究室への配属を行います。各研究室に配属される学生の定員は例年約10名で,当該年度の学生数と教員数によって決まります。
3年生の新学期が始まってから行動するのではなく,1,2年生のうちから各研究室を訪問し,各研究室での研究内容や方針等を早めに理解して検討を開始することをおすすめします。