数理情報工学科の多くの研究室では,夏休みの後半新学期が始まる直前に卒業研究の中間発表会を行います.中には研究室同士が合同で実施する場合もありますが,例えば古市研究室では隣の東邦大学理学部情報科学科の3研究室及び生産工学部のマネジメント工学科の1研究室と合同で実施します.今年が4年目を迎えるこのシンポジウムはFS2YNと名前が付けられ,今年は2017年8月27日(日)に東邦大学で実施されました.
発表はファストフォワード形式(発表内容を壇上で1分間でプレゼンする)及びポスター形式(発表内容を1枚のポスターにまとめ,30分間ポスターの前で説明及び質疑応答をする)で行いました.この時期卒業研究の進捗は学生毎に大きく異なり,開発したソフトウェアのプロトタイプをデモンストレーション学生も多数いる他,検討段階でまだ開発するものが明確に定まっていない学生もおり,全員とても良い刺激になったのではないかと思います.また,数理情報工学科の学生は3年生も多数参加し(今回初のケースとして2年生も1名参加),来年3月の学会発表を目指して研究中の成果を中間発表しました.
なお,今年初めての試みとして,参加者による「良かったネ」の数により表彰を行いました.最優秀賞は50を超える「良かったネ」を獲得した古市研の新井君「とびとび」が受賞した他,40以上良かったネを受賞した皆さんは全員表彰されました.おめでとうございます.なお,事前の準備から当日の懇親会まで,活躍してくれたのは各研究室の代表幹事の皆さんでした,どうもありがとうございました.来年は日本大学を会場として行います.
今年度のオープンキャンパスは2017年8月5日と6日に行います.数理情報工学科では,各研究室の学生が様々な体験型ソフトウェア等の開発成果を展示します.また,2011年度のルービックキューブ世界チャンピオン(片手3x3x3部門)伏見有史君によるトークと模範演技も観られます.詳細はこちらから.
2017年7月16日(日)に2017年度初めてのオープンキャンパスを行い,数理情報工学科には昨年を大幅に超える数の高校生の皆さんにお越しいただきました.世界的に,人工知能,ビッグデータやロボティックスへの関心が高まっており,コンピュータ・サイエンス及び数理工学の専攻を希望する学生が増えている事を実感させられました.次回のオープンキャンパスは8月5日と6日,数理情報工学科のオープンキャンパスは更に盛り上がります.
2017年6月26日に女子中高生のためのオープンキャンパス(キャンパスカフェ)が実施され,基調講演者の一人として数理情報工学科卒業生の植竹未来氏が講演されました.植竹氏は,所属した研究室で様々なバーチャル・リアリティの応用システムの試作を手がけ,卒業研究では脳波による機器制御能力向上を目的としたシリアスゲームを試作されました.数理情報工学科のメディアデザインコースで学んだ技術を活かし,現在はコンサートや舞台等で利用するインタラクティブな電飾システムの開発を手がけ,様々なミュージシャンの全国ツアー等にも同行する仕事を(株)コマデンで行っています.どのような事を学んで今の仕事を選ぶに至ったかを,女子中高生に皆様に向けてご講演いただきました.
数理情報工学科を知るには,学生に語ってもらうのが一番.
2017年5月20日に実籾グラウンドで行われたスポーツ大会で,数理情報工学科の1年生は見事2位(9学科+教員チーム中)を獲得しました.
今年定年退職を迎えた松田聖先生の送別会を2017年3月13日に行いました.松田先生は,数理情報工学科での情報工学コース創設,そしてメディアデザインコースの創設等,長年数理情報工学科の発展のため貢献していただきました.長年ありがとうございました. 4月からも松田先生には特任教授としてご活躍していただきますが,研究室への3年生の配属はなくなります. そして,今後とも引き続き講義等を行っていただくとともに,研究活動でのご活躍を,数理情報工学科の教員・学生一同祈念しています.
11月5日(土)から生産工学部で始まった桜泉祭のメインイベントと言えばお神輿.2011年に数理情報工学科神輿が復活して今年が6年目,年々担ぎ手が減ってついに今年は4人と,生産工学部の9学科中で最少でした.しかし,大規模商店街で一番盛り上がっていたのは数理情報工学科神輿,沿道の皆さんの温かい応援はとてもありがたかったです(なぜ四人しか居ないの?数理情報工学科はちょっと違うネ)...商店街で盛り上がり過ぎ,キャンパスに戻ってきた時には神輿がほとんど壊れてしまいました.来年の学生がどのように盛り上げてくれるか,楽しみです!
※数理情報工学科の3,4年生315名に参加を呼びかけたところ,集まったのが4年生1名,3年生1名,大学院生が2名だったようです.
日大野球部の学生コーチとして12年振りの東都優勝を裏方として支えたのは,数理情報工学科4年の入江尉隆君です!(部員名鑑はこちら) 日々の練習で忙しい中,入江君は西澤研究室に所属し,数学の教職課程も履修しています.この経験は必ず社会に出てから役立つと信じています. 入江君,頑張りました!,本当にご苦労様でした!!
第5回目を迎えるシリアスゲームジャムSGJ5が,本年12月に東京で実施されます.2014年に実施された第2回目シリアスゲームジャムSGJ2に続いて,今回はメディアデザインコースの古市先生が実行委員長を務めます.SGJ5は日本デジタルゲーム学会のゲーム教育研究部会(SIG)が主催するイベントで,2日間(正確には31時間)で与えられたテーマのシリアスゲームをチームで制作します.ハッカソンをご存知の方は,それを2日間で実施する形態に近いです. シリアスゲームジャムでは,ゲーム制作に興味のある学生はもちろんのこと,全く経験の無い方も,主催者側が参加者のスキルを考慮した7人のチームを組んで制作を行いますので,心配はいりません.特に,今回は古市研究室と岡研究室に留学中のオランダ人留学生をはじめ,ゲーム制作の経験がある留学生が参加するので,インターナショナルな環境の中でのソフトウェア開発を経験するとても良い機会です.定員には限りがあるので,申し込みは早めにすませましょう!
2016年9月12日オランダのアムステルダム応用科学大学(HvA)から2名の留学生が来日し,2017年2月までの約5ヶ月間,インターン生として岡研究室と古市研究室に所属して日本人の学生達と一緒に学び,シリアスゲーム(アプライドゲーム)を日本人の学生と共同で開発します.オランダではシリアスゲームのことをアプライドゲームと呼び,近年アプライドゲーム専業開発メーカが急増していることで知られています.二人の留学生はいずれも日本の文化に大変興味があり,滞日中には様々な日本のゲーム開発者との交流の機会を設け,12月に実施する国際シリアスゲームジャムに日本人の学生と一緒に参加することを目標の一つとして学ぶ予定です.各研究室の学生との交流だけでなく,他の総ての学生と文化交流ができると良いですね.廊下で出会った際には気軽に声をかけてあげて下さい.
.hackのクリエイターとして知られる(株)サイバーコネクトツーの松山洋社長が,2016年9月23日に古市研究室の特別ゼミで数理情報工学科・メディアデザインコースの学生に向けて「ゲームクリエイターになる秘訣」というタイトルで講演をしていただきました.
2016年8月6日(土)と7日(日)に東京工芸大学芸術学部で開催された 夏季研究発表大会で,大学院生の粟飯原さんが"ARCS改良モデルのシリアスゲームジャム実施⽅法への応⽤"というタイトルで研究成果を発表しました.ARCSというのは教育学の分野で知られる動機付けモデルで,これをプロジェクトベースラーニングの一方法として導入が期待されているシリアスゲームジャムの実施方法へ応用するため,ARCSを改良したモデルを提案して実施方法を手順化した成果に関して発表しました.また,指導教官の古市先生は教育の分科会(SIG)でパネラーとして登壇し,"我が国における産学連携と期待される今後の方向性について"というタイトルで講演し,他大学の先生と壇上でパネルディスカッションを行いました.このように,本学科の学生は夏休み様々な学会等で活躍しています.
適応型ヒューマンインタフェース等に関する研究を行っています
シリアスゲーム(世の中の課題解決に役立つコンピュータゲーム)の作り方,
現実社会をコンピュータ上で再現して世の中の課題(災害,交通,防衛,歴史等)を解決するモデリング&シミュレーションに関する研究を行っています.
「おもしろい」と「かわいい」を感じられるデザイン、誰かのために役に立つデザインを創出するための研究を行っています
システムLSIのテストCAD等に関する研究を行っています
数理情報工学科は津田沼校舎に位置します