国際会議The 19th IEEE Workshop on RTL and High Level Testing (WRTLT2018)が2018年10月18~19日に中国・合肥・Westin Hotel Baohe Hefeiで開催され,数理情報工学専攻の大学院博士前期課程1年の石山悠太さん(細川研究室所属)の論文 " A Controller Augmentation Method for k-cycle Capture Test Generation Using Partial Scan Designs” と,大学院博士前期課程1年の竹内勇希さん(細川研究室所属)の論文" A Design for Testability Method to Improve Transition Fault Coverage Using Controller Augmentation at Register Transfer Level"が採択され,発表しました.
石山さんの発表内容は,デジタル情報機器に搭載されているシステムLSI(大規模集積回路)のテスト容易化設計に関するものです.具体的にはコントローラと呼ばれる状態遷移機械でモデル化されたハードウェア中のレジスタを可制御・可観測にし,さらにデータパスの中の演算器などのハードウェア要素がkサイクル間で容易にテストできるように,コントローラの無効状態と呼ばれる空間にテスト可能な制御信号を出力するコントローラ拡大という手法を提案しました。この研究内容は株式会社ソシオネクスト社(富士通とパナソニックのLSI設計部門が母体となって設立された会社)との共同研究によるものです.
竹内さんの発表内容は,システムLSIの遷移故障と呼ばれるタイミング欠陥をモデル化した故障の検出率を向上させるためのテスト容易化設計に関するものです.具体的には,コントローラから生成される制御信号で検出不能なデータパス中のマルチプレクサやレジスタの故障をテストできるように,コントローラ拡大手法を提案しました.その結果,データパス中の遷移故障検出率を3.7%向上させることができました.
本日(2019年7月14日)生産工学部では オープンキャンパスが行われ,数理情報工学科を多くの高校生が訪れました.ほとんどの生徒の方には体験授業にも参加していただいた他,VRサイクリングシミュレータ等学生が開発したシステムも体験していただきました.次回は8月3日と4日に行います.
2019年4月13日(土),日本大学大学院生産工学研究科では学部4年生向けに大学院進学説明会を実施し,多数の学生及びご父母の皆さまにご参集いただきました.説明は数理情報工学研究科の見坐地教授他が行い,経験談を大学院2年の竹内君(細川研究室所属)他が行いました.今年度の第1期入試は7月6日です,多数の皆さんが大学院へ進学することを期待しています.
2019年4月3日から一泊二日で150人近くの新入生と一緒に草津温泉に行ってきました.生産工学部では全新入生が入学直後にオリエンテーションを実施しますが,行き先は学科毎にまちまちです.数理情報工学科では近年栃木県または群馬県の温泉に行くことが多く,今年は他学科が全て千葉県内だったのと比較して,数理情報工学科の魅力の一つとなっているようです.
2019年4月2日,数理情報工学科にはアムステルダム応用科学大学(HvA)から4名の先生方が来られました.HvAからは2015年以降スティーブン,マーチン,ナオミ,ダニエルの4人の学生がそれぞれ5ヶ月間留学生として滞在し,日本人の学生とチームを組んでソフトウェアの開発を行いました.しかし,まだ数理情報工学科の学生がHvAへ留学するケースは希望者がいないため実現しておらず,今回の訪問は将来のそのような可能性について相談するためでした.米国への留学も魅力的ですが,HvAでは英語によるPBL型のプログラムが用意されており,数理情報工学科で3年生が各研究室で実施する「数理情報工学演習」と似た形式で,オランダをはじめとする周辺諸国からの学生と一緒にソフトウェアを開発することができます.興味のある学生は,数理情報工学科の古市先生までお問い合わせください.
日本大学生産工学部では本日(2019年4月1日)開講式が行われて1800人を超える新入生が体育館に集まり,その後学科毎に教室へ別れて148名の新入生を数理情報工学科では迎えました.また,数理情報工学専攻では19人の新入生を迎えました.入学おめでとうございます!
新年度のガイダンス日程はポータルサイト上に掲載されています.また,新年度よりWeb履修登録の締切が従来より早まっている点も含め,ガイダンス日程を十分確認してから新学期を迎えてください.各学年のガイダンス日程概略は次の通りですが,必ずポータルサイト上の情報を確認した上で,遅刻や欠席等のないようにしてください.
ICCES(International Conference on Computational & Experimental Engineering and Sciences)が東京理科大学にて3月25日~28日の日程で開催されました.参加者は,全世界から約500名が集まりました.そのICCES2019にて,本専攻1年生の榎本知幸君(角田研究室所属)の論文”New Activation Functions in CNN and Its Applications”が採択され,3月27日(水)に口頭発表(20分間)してきました.次回,ICCES2020の開催はモンテネグロの予定です.
2019年3月25日,数理情報工学科及び数理情報工学専攻では2018年度の学位記伝達式が挙行され,博士後期課程の学生を筆頭に大学院生及び学部生が修了またはご卒業されました.おめでとうございます.
数理情報工学科のメディアデザインコースではCG-ARTS協会認定教育を実施しており,毎年多数の学生がCG検定(CGクリエイター,CGエンジニア,画像処理エンジニア等各部門)を受検します.今年度,CG-ARTS協会から数理情報工学科は「CG-ARTS賞 -合格者数部門-」を授賞し,数理情報工学科主任の中村先生が賞状の授与を受けました.おめでとうございます.これは今年も多くの学生がメディアデザインコースの各講義及び演習で学び,CG検定に受検して合格してくれたことのおかげです,学生諸君に感謝いたします!
数理情報工学科のメディアデザインコースではCG-ARTS協会認定教育を実施しており,コンピュータグラフィックス,アニメーション,ゲームデザイン,Webデザイン,画像処理等の各講義を通して学生の皆さんはメディアデザイン技術を学びます.CG-ARTS協会では毎年各認定校で優秀な成績(認定試験のエキスパート部門合格及び優秀な作品制作等)を収めた学生を表彰する制度があり,それがCG-ARTS賞です.今年度CG-ARTS賞に選ばれたのは3年生メディアデザインコースの山家弘大君(古市研究室所属)で,3月8日に表彰式を行いました.おめでとうございます.
適応型ヒューマンインタフェース等に関する研究を行っています
シリアスゲーム(世の中の課題解決に役立つコンピュータゲーム)の作り方,
現実社会をコンピュータ上で再現して世の中の課題(災害,交通,防衛,歴史等)を解決するモデリング&シミュレーションに関する研究を行っています.
「おもしろい」と「かわいい」を感じられるデザイン、誰かのために役に立つデザインを創出するための研究を行っています
システムLSIのテストCAD等に関する研究を行っています
数理情報工学科は津田沼校舎に位置します