日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

「日本経済新聞」(1月29日(金)朝刊)の文化欄に「社会を変えるゲームの力〜バリアフリーや運動苦手の子供・・・課題解決する作品制作」というタイトルで数理情報工学科の古市教授の記事が掲載されました.

記事中では,社会における様々な課題解決を目的として開発したゲームのことをシリアスゲームとして紹介し,これまで古市教授が会社員時代に開発した社会情勢や人の行動等をコンピュータ上で再現するモデリング&シミュレーション技術を用いたシリアスゲームの紹介や,日本大学に着任以来学生と共に開発したシリアスゲーム等が紹介されています.また,TVの歴史番組用に日本大学理工学部の粟飯原萌先生と開発した歴史シミュレーションゲーム「Peruli」も紹介され,1854年に2度目黒船来航時に東京湾のお台場で繰り広げられたかもしれない戦いを,シリアスゲームとしての開発とエンタテインメント用ゲームとの違いについても紹介されています.ご一読ください.

数理情報工学専攻の大学院博士前期課程2年の花岡佑哉さん(伊東研究室所属)が,昨年度開催された国際会議JSST2019において,"Shape Modelling of Plateau Borders of Metal Foam by Implicit Surface"というタイトルで発表致しました. この発表は Student Presentation Award を受賞しておりましたが,2019年度に受賞した発表の中でも特に高く評価され,Young Researcher Encouragement Awardも今年度追加で受賞致しました.おめでとうございます.

2020年11月30日から12月10日まで中国長春の吉林動画学院の主催で開催された今年5年目を迎える「International Student Game Jam 2020」,日本大学からの参加は4年連続で3年生の飯島君が参加しました.日本からは日本大学以外に東京工科大学から5名の学生が参加しました.チームは初日にくじ引きで決まり,韓国,日本,中国の学生6人のTeam12が編成され,チーム名はNonglishと命名したそうです.飯島君は一人でプログラマを担当,今回は初めてオンラインでの実施で,通常は3日間で実施するところを10日間かけ,「西遊記」というテーマで全12チームでゲーム制作の腕を競いました.

Nonglishが制作したゲームは「Fight Over a Book」という三蔵法師が持つ仏典をおっかけて奪う鬼ごっこ型のゲームで,ゲームとしては比較的シンプル,韓国の学生によるデザインが秀逸でした.プレゼンは吉林動画学院の学生が行ったようです. 写真によると,Nonlishはその他の2チームと一緒にベストチーム賞を受賞したとのこと,おめでとうございます!賞状と商品がまもなく送られてくるとのこと,その際には写真を追加で掲載します.

2002年に日本大学生産工学部数理情報工学科(当時の名称は数理工学科)を卒業された林家ぼたんさんは,卒業後林家こん平師匠に入門して落語家となられ,2016年に真打に昇進,校友会の数理情報工学部会のイベントにもご参加していただいている校友です.生産工学部では11月29日(日)にオンライン上でオープンキャンパスを行い,関連イベントの一つとして「桜泉落語会」を13:00〜14:10にオンラインで開催しました.

高座は生産工学部39号館6階のスプリングホールに設け,会場内では中継スタッフの教職員が参集し,観客の皆さん(受験生皆さんの他,在校生,卒業生,教職員)はZoomの画面を通して中継を楽しみました.中継担当はコロナ禍でオンライン授業に慣れた教員が中心となって行いました.

古市研究室の学生が開発した戦国時代の行軍を再現するシリアスゲーム戦国FITS,TVの歴史番組でこれまで繰り返し利用されてきましたが,2017年8月26日(土)22:00-22:54に放送されたBS-TBSの番組「諸説あり! 本能寺の変」が,2021年1月10日(日)13:00-13:54に再放送されることになりました.同番組では戦国FITSを用いて備中高松城を水攻め最中だった秀吉の中国大返しを,7日で京都まで山崎まで戻ることができたか否かを検証した番組です.2万の軍勢をコンピュータ画面上でどのように表現するか,その工夫のため,何日も研究室で徹夜した記憶が蘇ります.高松城から街道に出るだけで何時間を要するのか,予想した上で番組をご覧ください.

  • 諸説あり! "本能寺の変スペシャル 後編 -秀吉の中国大返しを検証する-", BS-TBS, 2017年8月26日(土)22:00-22:54 再放送:2021年1月10日(日) 13:00-13:54

1582年6月2日に起こった本能寺の変,その時備中高松城を水攻め中であった秀吉は,明智光秀を討つために京都山崎までの約230kmを2万の軍勢を率いて行軍し,6月13日の山崎の戦いで光秀を討った.これが中国大返しであるが,これだけの軍勢を行軍させるためには,我々が開発したマルチエージェントシミュレーション方式によるシリアスゲーム「戦国FITS」を用いると10日かかる.秀吉は本能寺の変が6月2日に発生することを知っていたのではないか,本能寺の変の黒幕は誰か?という1時間の番組.この番組用に当初は「戦国FUSE」の利用を考えたが,番組では戦闘場面の再現を目的としていないため,現在歩行者の再現を目的として開発中の「FITS」を用いた.

中国長春の吉林動画学院 (Jilin Animation Institute School of Game)で2020年11月30日に開幕された国際ゲームジャムで,古市教授がオープニングスピーチを習志野からオンラインで行いました.日本からの参加者は6人,東京工科大学から5人と日本大学から1名が参加して,12日まで,4カ国の大学生が6名1チームによるゲーム制作を12チームで競いました.

本ゲームジャムに数理情報工学科からは2017年来毎年参加しており今回が4回目.昨年は当時3年生のRichelle Ngoさんが参加して最優秀賞を受賞し,今年は3年生の飯島直大君が参加しました. 他に日本からは東京工科大の5名が参加している他,シンガポール,韓国,中国の各大学から総勢72人が参加し,12チームに分かれて12月12日までゲーム制作が行われています.今年のテーマは「西遊記」,結果は別記事で報告します.

高校生の皆さん,日本大学のオリジナルキャラクターを用いた新CMが完成しました.日本大学なら生産工学部,生産工学部なら数理情報工学科,数理情報工学科なら...

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IEEEの国際会議 CEFC 2020 (19th Biennial IEEE Conference on Electromagnetic Field Computation)において,数理情報工学専攻・大学院博士前期課程2年の花岡佑哉さん(伊東研究室所属)の論文が採択され,2020年11月16日に発表しました.元々,この国際会議はイタリアのピサで開催予定でしたが,COVID-19の感染拡大の影響で,バーチャルカンファレンスとして開催されました.

花岡さんの発表は,近年注目されている「発泡金属」のうち,Open Cellと呼ばれる状態の自動モデリングに関するものです.今回の発表では,主にモデリング結果を電磁シールドとして使用し,その性能評価を数値シミュレーションによって行いました.国際会議ではポスター発表をしたのですが,さらに議論をするために有志でZoom会議を行い,多面的なディスカッションも行いました.画像はZoom会議をしたときの議論の様子です.

本研究の内容は,ポスター発表やZoom会議でいただいた質問やご意見等を参考にさらに拡充され,フルペーパーとして投稿予定です.

国際会議 ITC-29 (The 29th International Toki Conference on Plasma and Fusion Research)において,数理情報工学専攻・大学院博士前期課程2年の髙田大輔さん(伊東研究室所属)の論文が採択され,2020年10月29日に発表しました.例年,この国際会議は岐阜県土岐市で開催されておりますが,今年度はCOVID-19の感染拡大の影響で,バーチャルと対面のハイブリッド開催となりました.基本的にはバーチャルカンファレンスへの参加が推奨されていたため,髙田さんもオンラインで発表しました.

髙田さんの発表は,LHD (Large Helical Device)内部における磁束線に沿ったメッシュ分割に関するものです.本研究では,主に幾何学的アプローチによってメッシュが壊れた場合でもそれを検知し,自動的に修正するためのアルゴリズムを提案しました.自動メッシュ分割ができれば,LHD内部でのシミュレーションを始める際の準備が容易になります.従来,メッシュが壊れた際に手動で修正が必要であったため,それを解消するためのチャレンジングな発表でした.本研究の内容は,発表中にいただいた質問やご意見等を参考にさらに拡充され,フルペーパーとして投稿予定です.

北米ゲーミング&シミュレーション学会(NASAGA)主催の国際会議NASAGA2020が今年はオンラインで開催され,10月24日(土)の午前8時から(日本時間では同日21:30)から大学院生川上智君がBig Data Display Method and Marketing Business Game (MBG) Prototypeというタイトルで試作したマーケティングビジネスゲーム(MBG)について1時間半で発表しました.発表はMBAのデモンストレーションを中心に行い,古市先生と川上智君とがそれぞれ自宅から参加しながら1本のゲームをプレイする形式で行いました.なお,NASAGAへの参加は今回初めてでしたが,教育現場で使うゲームの開発手法や開発事例が多数発表され,今後日本からも多くの教育者が参加すると良いと感じました.

11月29日(日)に桜泉落語会が開催されますが,この後にも2つの緊急イベントが予定されてます.キャンパスガイド表紙デザインコンペの作品紹介は,桜泉落語会に続けて実施するため,事前に参加申し込みが必要です.桜泉落語会と併せてお楽しみください.

詳細はこちら(↑)の画像をクリック

桜泉落語会及びキャンパスガイド表紙デザインコンペ・申込受付中

11月7日(土)の日本テレビ・世界一受けたい授業では,3部構成のうち最初が「あなたはeスポーツを知っていますか?」というテーマで,監修を古市先生が担当しました.

古市研究室では学生がこれまでに多数のシリアスゲーム(世の中の課題解決を目的として開発したゲームのこと)を開発してきましたが,皆で一緒に体を動かすシリアスゲームの開発に人気があります.eスポーツは年齢や性別を超え,健常な人と障害のある人が共通の土俵で競うことができる点で期待されており,2019年12月に実施した3日間でシリアスゲームを制作する障がい者と高齢者と健常者が共通の土俵で競うことができるディジタルゲームを開発するイベント「シリアスゲームジャム」では5本のシリアスゲームが開発されました.

番組では高校の部活やプロチームでのトレーニングの様子等,単にゲームをプレイするスキルだけではなく体力作り,協調性等精神力強化,ドクターによる定期的な検診等,教育現場も含めてeスポーツに対する取り組みについて理解を深めることができると思います.

    世界一受けたい授業 「今週はカラダWEEK!あなたはeスポーツを知ってますか?」 , 日本テレビ, 2020年11月7日(土) 19:00~20:56
詳細はこちらをご覧ください

数理情報工学科の古市研究室では,これまでNHK BSプレミアムの番組英雄達の選択「関ヶ原の戦い」と「三方原の戦い」のため学生が開発した「戦国FUSE」(戦国時代の戦いをコンピュータ上で再現するシリアスゲームで,武将のAIを搭載しているため,仮想環境上で自律的に戦う)を使って戦いの再現を行った.今回の英雄たちの選択スペシャルでは,放送200回を記念してこれまでに出演した戦国のプロを対象としてアンケートで地域毎に好きな武将を選び,それを集計した結果に基づいて制作した番組である.古市先生も戦国のプロとしてアンケートに回答したが,出演はしないので,登場するのを期待はしないでください.

    英雄達の選択 スペシャル 「プロが選ぶ“最強”の戦国武将」 , NHK BSプレミアム, 2020年10月31日(土) 21:00~23:00