数理情報工学科は,今年も東京ゲームショウ2018(2018年9月20~23日に幕張メッセで開催)に出展します! 今年は古市研究室に加えて伊東研究室と粟飯原助手も参戦し,昨年12月に実施した第6回シリアスゲームジャムの成果であるDiscoverly(その場で体験)の他,シリアスゲームに関する研究成果を初めてiOSにリリースしたFishyFishy!(ダウンロード),そして VRサイクリングシミュレータ(ビデオ)を出展します.場所はオランダパビリオン内(I-N21),入場口からとても近いエリアです.出展者一覧の中には「オランダパビリオン オランダ王国大使館」と記載されています.
シリアスゲームが近年新しい産業分野となって急成長し,アプライドゲームと呼ばれている国「オランダ」,そのオランダパビリオンの中で今年も展示します.なんと,オランダにあるゲーム企業約400社のうち,半数はアプライドゲームだけを開発している企業です.日本でゲーム開発に携わる皆さん,あるいは教育,医療・健康・福祉の各分野で課題を持っている皆さん,もしかしたら「ゲームの力」でその問題を解決できるかもしれません.
2018年度最初のオープンキャンパスを2018年7月15日(日)に実施し,多数の高校生及びご父母の皆様に説明会,模擬授業,体験コーナ等を通して数理情報工学科を知っていただきました.
2018年5月31日(木),第1クォータ第14回目の「自主創造の基礎1」の中で,一年生が全員ポスター発表を行いました.与えられた課題は「数理情報工学科の教員の研究テーマの中から興味のあるものを選び,書籍や論文等を調べてポスターにまとめること」.それぞれ5名のチームに分かれて工房棟のプリンタを使ってポスターに仕上げ,ポスターセッションの形式で全員が発表しました.学生達が選んだテーマは多様で,画像処理,人工知能,仮想現実,最短経路アルゴリズム,シリアスゲーム,暗号等に関して手分けして調べた内容についてうまくまとめられていました.また,1年生にとっては初めてのポスターセッション形式でしたが,今後社会に出た後にも役に立つプレゼンのノウハウを学べたのではないかと思います.
数理情報工学科では,2018年4月4日から1泊で群馬県の伊香保温泉へ158名の新入生と教員とでオリエンテーションのため行ってきました.伊香保温泉は桜が満開,新入生の皆さんはフィールドビンゴや各グループ活動等を通じて多くの友人を作って習志野へ戻ってきました.
数理情報工学科の学生の中には,春休み中に各地で開催される学会発表に出かける学生が多数います. 2018年3月2日~3日に福岡工業大学で開催された日本デジタルゲーム学会には,オランダ・ユトレヒト芸術大学からの留学生ナディアさん,3年生の坂口譲君,齋藤憧弥君,藤橋良太君,船橋岳留君がが「英語の語彙能力向上を目的としたシリアスゲームFishyFishyのゲーム性向上法の提案」及び「複数人の協調体動により音楽演奏を楽しむFloorPadの試作」というタイトルで,研究成果の発表をしました.
数理情報工学科には毎年世界中から沢山の来客がありますが,2017年11月18日(土)には日大二中の生徒さん80名が数理情報工学科を訪問され,3年生が数理情報工学演習(3年次の必修科目です)で開発しているソフトウェアを体験していただきました.今回体験していただいたのはいずれも子供たちの協調性向上を目的としたシリアスゲームで,体の動きの変化によって4人で音楽演奏を楽しむ「FloorPad」,二人でハイタッチをすることによって表示されるラインを使ってブロック崩しを楽しむ「Line H!tter」,仮想空間上で大縄跳びの練習をする「とびとび」を体験していただきました.この中から何人の生徒さんが将来数理情報工学科に入学し,今度は自分の後輩達に体験してもらうソフトウェアを開発することになるか,楽しみですね.
シリアスゲームとは,世の中の諸問題解決を目的として開発されたコンピュータゲームのこと.今年も日本デジタルゲーム学会の教育研究部会ではシリアスゲームジャムを開催しますが,今回の実行委員長は数理情報工学科の研究生粟飯原萌さんが行います.テーマ(世の中の諸問題)は「えいごでコミュニケーション~English Please~」.2020年に改訂となる文科省の教育指導要領で導入される小学校3年生からの英語学習の時間,これをターゲットとして,家庭における親子のコミュニケーション促進を目的としてシリアスゲームを,ゲーム制作やソフト開発に興味のある各国の学生やプロの皆さんが集い12月16日と17日の2日間で制作します.どんな作品ができるか,楽しみですね!
次のページでは事前レクチャ動画をご覧いただけます.日本大学では毎年3月と9月の卒業式・修了式を行いますが、9月28日に行われた修了式では数理情報工学専攻3年の粟飯原萌さんが博士(工学)の学位授与を受けました. 学部を卒業してから5年,学校の先生方が効果的な電子教材の開発を可能とすることを目的として行ってきた「シリアスゲーム型学習用教材構築法」に関する研究がまとまり,学位授与となりました.おめでとうございます.
本学部の津田沼キャンパスから約6キロの幕張メッセで2017年9月21日から9月24日まで開催された「東京ゲームショウ2017」,オランダ王国大使館のサポートにより,オランダ・パビリオンの一角で数理情報工学科の学生等による作品等の展示が実現しました!連日朝から会場には沢山の人が訪れ,シリアスゲームの構築法を古市研究室で学んでいるオランダ人と日本人の学生が説明員を行いました.また,この様子はSQOOL.NETの記事にもなりました.
数理情報工学科の多くの研究室では,夏休みの後半新学期が始まる直前に卒業研究の中間発表会を行います.中には研究室同士が合同で実施する場合もありますが,例えば古市研究室では隣の東邦大学理学部情報科学科の3研究室及び生産工学部のマネジメント工学科の1研究室と合同で実施します.今年が4年目を迎えるこのシンポジウムはFS2YNと名前が付けられ,今年は2017年8月27日(日)に東邦大学で実施されました.
発表はファストフォワード形式(発表内容を壇上で1分間でプレゼンする)及びポスター形式(発表内容を1枚のポスターにまとめ,30分間ポスターの前で説明及び質疑応答をする)で行いました.この時期卒業研究の進捗は学生毎に大きく異なり,開発したソフトウェアのプロトタイプをデモンストレーション学生も多数いる他,検討段階でまだ開発するものが明確に定まっていない学生もおり,全員とても良い刺激になったのではないかと思います.また,数理情報工学科の学生は3年生も多数参加し(今回初のケースとして2年生も1名参加),来年3月の学会発表を目指して研究中の成果を中間発表しました.
なお,今年初めての試みとして,参加者による「良かったネ」の数により表彰を行いました.最優秀賞は50を超える「良かったネ」を獲得した古市研の新井君「とびとび」が受賞した他,40以上良かったネを受賞した皆さんは全員表彰されました.おめでとうございます.なお,事前の準備から当日の懇親会まで,活躍してくれたのは各研究室の代表幹事の皆さんでした,どうもありがとうございました.来年は日本大学を会場として行います.
今年度のオープンキャンパスは2017年8月5日と6日に行います.数理情報工学科では,各研究室の学生が様々な体験型ソフトウェア等の開発成果を展示します.また,2011年度のルービックキューブ世界チャンピオン(片手3x3x3部門)伏見有史君によるトークと模範演技も観られます.詳細はこちらから.
2017年7月16日(日)に2017年度初めてのオープンキャンパスを行い,数理情報工学科には昨年を大幅に超える数の高校生の皆さんにお越しいただきました.世界的に,人工知能,ビッグデータやロボティックスへの関心が高まっており,コンピュータ・サイエンス及び数理工学の専攻を希望する学生が増えている事を実感させられました.次回のオープンキャンパスは8月5日と6日,数理情報工学科のオープンキャンパスは更に盛り上がります.
2017年6月26日に女子中高生のためのオープンキャンパス(キャンパスカフェ)が実施され,基調講演者の一人として数理情報工学科卒業生の植竹未来氏が講演されました.植竹氏は,所属した研究室で様々なバーチャル・リアリティの応用システムの試作を手がけ,卒業研究では脳波による機器制御能力向上を目的としたシリアスゲームを試作されました.数理情報工学科のメディアデザインコースで学んだ技術を活かし,現在はコンサートや舞台等で利用するインタラクティブな電飾システムの開発を手がけ,様々なミュージシャンの全国ツアー等にも同行する仕事を(株)コマデンで行っています.どのような事を学んで今の仕事を選ぶに至ったかを,女子中高生に皆様に向けてご講演いただきました.
数理情報工学科を知るには,学生に語ってもらうのが一番.
2017年5月20日に実籾グラウンドで行われたスポーツ大会で,数理情報工学科の1年生は見事2位(9学科+教員チーム中)を獲得しました.
今年定年退職を迎えた松田聖先生の送別会を2017年3月13日に行いました.松田先生は,数理情報工学科での情報工学コース創設,そしてメディアデザインコースの創設等,長年数理情報工学科の発展のため貢献していただきました.長年ありがとうございました. 4月からも松田先生には特任教授としてご活躍していただきますが,研究室への3年生の配属はなくなります. そして,今後とも引き続き講義等を行っていただくとともに,研究活動でのご活躍を,数理情報工学科の教員・学生一同祈念しています.
11月5日(土)から生産工学部で始まった桜泉祭のメインイベントと言えばお神輿.2011年に数理情報工学科神輿が復活して今年が6年目,年々担ぎ手が減ってついに今年は4人と,生産工学部の9学科中で最少でした.しかし,大規模商店街で一番盛り上がっていたのは数理情報工学科神輿,沿道の皆さんの温かい応援はとてもありがたかったです(なぜ四人しか居ないの?数理情報工学科はちょっと違うネ)...商店街で盛り上がり過ぎ,キャンパスに戻ってきた時には神輿がほとんど壊れてしまいました.来年の学生がどのように盛り上げてくれるか,楽しみです!
※数理情報工学科の3,4年生315名に参加を呼びかけたところ,集まったのが4年生1名,3年生1名,大学院生が2名だったようです.
日大野球部の学生コーチとして12年振りの東都優勝を裏方として支えたのは,数理情報工学科4年の入江尉隆君です!(部員名鑑はこちら) 日々の練習で忙しい中,入江君は西澤研究室に所属し,数学の教職課程も履修しています.この経験は必ず社会に出てから役立つと信じています. 入江君,頑張りました!,本当にご苦労様でした!!
第5回目を迎えるシリアスゲームジャムSGJ5が,本年12月に東京で実施されます.2014年に実施された第2回目シリアスゲームジャムSGJ2に続いて,今回はメディアデザインコースの古市先生が実行委員長を務めます.SGJ5は日本デジタルゲーム学会のゲーム教育研究部会(SIG)が主催するイベントで,2日間(正確には31時間)で与えられたテーマのシリアスゲームをチームで制作します.ハッカソンをご存知の方は,それを2日間で実施する形態に近いです. シリアスゲームジャムでは,ゲーム制作に興味のある学生はもちろんのこと,全く経験の無い方も,主催者側が参加者のスキルを考慮した7人のチームを組んで制作を行いますので,心配はいりません.特に,今回は古市研究室と岡研究室に留学中のオランダ人留学生をはじめ,ゲーム制作の経験がある留学生が参加するので,インターナショナルな環境の中でのソフトウェア開発を経験するとても良い機会です.定員には限りがあるので,申し込みは早めにすませましょう!
2016年9月12日オランダのアムステルダム応用科学大学(HvA)から2名の留学生が来日し,2017年2月までの約5ヶ月間,インターン生として岡研究室と古市研究室に所属して日本人の学生達と一緒に学び,シリアスゲーム(アプライドゲーム)を日本人の学生と共同で開発します.オランダではシリアスゲームのことをアプライドゲームと呼び,近年アプライドゲーム専業開発メーカが急増していることで知られています.二人の留学生はいずれも日本の文化に大変興味があり,滞日中には様々な日本のゲーム開発者との交流の機会を設け,12月に実施する国際シリアスゲームジャムに日本人の学生と一緒に参加することを目標の一つとして学ぶ予定です.各研究室の学生との交流だけでなく,他の総ての学生と文化交流ができると良いですね.廊下で出会った際には気軽に声をかけてあげて下さい.
.hackのクリエイターとして知られる(株)サイバーコネクトツーの松山洋社長が,2016年9月23日に古市研究室の特別ゼミで数理情報工学科・メディアデザインコースの学生に向けて「ゲームクリエイターになる秘訣」というタイトルで講演をしていただきました.