日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

2018年12月9日に続いて15日,16日と3日間に及んだ第7回シリアスゲームジャム(SGJ7)が閉幕しました.参加者は学生と社会人(プロのゲーム等クリエイタを含む)が半々で,5名1チームでシリアスゲーム6本を3日間で開発し,その成果はhttps://itch.io/jam/sgj7/feedで公開しました.そのうち,数理情報工学専攻の1年生4名(角田研究室の榎本君と岡庭君,栃窪研究室の新間君,古市研究室の久保田君)が専門学校の学生と組んだチーム「モラトリアリスト」は,オランダ大使館賞を受賞しました! なお,3日間の様子はSGJ7のFacebook Pageで,YouTube Liveによる動画等を含めて公開しています.

2018年12月1日(土)生産工学部では第51回学術講演会が開催され,数理情報工学科からは多数の教員と学生が日頃の研究成果を発表しました.夕刻から行われた優秀学生の表彰式では,学部生2名と大学院生2名が表彰されました.おめでとうございます.

  • 冷牟田涼馬君「非線形振動特性を示す免震積層ゴムの解析手法に関する研究」
  • 浅見竜輝君「MAX-SATを用いたMバイNによるテスト圧縮法」
  • 越智小百合さん「ニューラルネットワークを用いた低消費電力ランダムパターン生成法」
  • 石山悠太さん「バーチャルスキャン設計とコントローラ拡大を用いたテスト容易化機能的k時間展開モデルに基づくテスト容易化設計手法」

数理情報工学専攻博士前期課程1年の榎本知幸君(角田研究室)が,8月27日(月)に本学部津田沼キャンパスで開催された第37回数理科学講演会(主催:数理科学会)において学生奨励賞を受賞しました.

この講演会は,数理科学に関する幅広い分野での講演会であり,榎本君は人工知能に関するセッションにおいて,「CNNにおけるパラメータを持つ非線形活性化関数とその適用」と題して講演を行い,厳正なる審査を経て,優秀な講演を行った学生に対して贈られる学生奨励賞を受賞しました。榎本君の今後の益々の研究の発展が期待されます.おめでとうございます.

2018年3月13日~14日に早稲田大学で開催された第80回情報処理学会全国大会で,学部三年生の齋藤大誉君(古市研究室所属)が数理情報工学演習I・II(S)で実施した研究成果を発表し,学生奨励賞を受賞しました! タイトルは「MAS方式による病院内トリアージシミュレーションシステムTRISimの可視化機能の実現」で,大規模災害が発生した際に病院で実施されるトリアージをコンピュータ上でシミュレーションするTRISimの開発及び可視化機能に関して発表したものです.古市研究室では,2009年に研究室ができて以来,3年生で学会発表を目指すのが学生達の目標の一つとなっており,これまで8年連続で学会発表を達成してきました.更に,近年は齋藤大誉君のように賞を受賞する例も出てきており,質の高い研究を3年生の時から経験できるのが古市研究室の特長として知られるようになってきました.

2018年3月6日に開催された自動車技術会関東支部学術講演会で,大学院2年見坐地研究室の渡辺開人君が最優秀講演賞を受賞しました.タイトルは「筋骨格数理モデルを用いた自動車のロールフィール定量化に関する研究」で,運転の快適性向上を目的とした,ドライバーが感じるロールフィールを物理量で定量化した研究です.この研究により,運転時に人が感じるフィールを改善する車作の一助になるでしょう.発表件数は97件で,受賞者は9名でした.おめでとうございます.

2017年12月16日(土)と17日(日),日本デジタルゲーム学会・ゲーム教育研究部会主催による「第6回シリアスゲームジャム(SGJ6)」が東京・神田で開催され,日本・イギリス・オランダからの学生及び社会人の皆さんが集まり,2日間でシリアスゲームをジャム形式で制作するイベントが行われました.数理情報工学科からは情報工学コース及びメディアデザインコースの4年生が3名,大学院生が1名,オランダからの留学生1名が3つのチームに分かれて参加し,最優秀賞及び優秀賞を受賞しました!

本シリアスゲームジャムの詳細な様子は以下のメディアでの記事をご覧ください.

2017年12月2日(土)に生産工学部で第50回学術講演会が実施され,口頭・ポスター併せて405件の発表が行われました.数理情報工学科からも教員及び学生が発表を行い,3名の学部学生(細川研究室・竹内勇希君,伊東研究室・野尻桃子さん,古市研究室・新井恒陽君)が優秀学生発表賞を受賞しました.学部全体では38名の学生が受賞しました31名は大学院の学生で,学部生の受賞者7名のうち3名が数理情報工学科の学生だったのは快挙だったと思います.

夏休み期間中,数理情報工学科の教員及び学生は各国・各地で行われる学会で日頃の研究成果を発表します.2017年9月2日(土)に専修大学で行われた日本デジタルゲーム学会主催のDiGRA JAPAN 2017 夏季研究発表大会には大学院の学生2名が参加し,日頃の研究成果を発表しました.

大学院1年の鈴木雄次郎君が発表したタイトルは「協調性の向上を目的としたシリアスゲーム Line H!tterの開発と評価」で,インタラクティブ(デモンストレーションとポスター)セッション及びオーラルセッション(口頭発表)の双方で2件発表,学生奨励賞を受賞しました.おめでとうございます!

3月16日〜18日に名古屋大学で情報処理学会第79回全国大会 が開催され日本大学の全学部からは23件が発表しました.そのうち数理情報工学科からの発表は7件で,多数の教員と学生が参加して日頃の研究成果を発表しました.2日目の午前中にタイトル「交通シミュレータFITSへの自転車モデルの導入と試作」と題して発表したメディアデザインコース3年の高橋昂大君は,学生奨励賞を受賞しました.本研究は,古市研究室の先輩が代々引き継いで構築しているマルチエージェントシミュレーションのための開発実行環境FUSEの上に開発した交通シミュレータFITSの上に,新たに歩行者モデルと自転車モデルを導入した成果に関するものです.開発にあたっては,3年生の必修科目である数理情報工学演習の一環として,同じくメディアデサインコース3年の生駒宇史君に加えて,歩行者モデルを担当した4年生数理情報システムコースの今井敬太君,博士後期課程の小林篤史さんとの共同研究により実施しました.これの完成により,道路と人と自転車が混在する交通環境をコンピュータ上で再現することができ,交通安全のための対策及び啓蒙,都市計画の立案等への利用が期待されています.

学生奨励賞を受賞した高橋昂大君

日本デジタルゲーム学会の年次大会が3月11日〜12日に愛知県で開催され,情報工学コース3年の新井恒陽君が学生奨励賞を受賞しました.発表タイトルは「子どもの協調性向上を目的とした大縄跳び訓練シリアスゲームの開発」で,同じ古市研究室のメディアデザインコース3年黒田君と来嶋君の3人で数理情報工学演習(必修科目)の一環として開発した成果をインタラクティブセッションで発表したものです.本シリアスゲームは,古市研究室で長年取り組んでいる子供達の協調性をゲームの力で向上させるために開発したもので,2人から4人で行う大縄跳びを対象としたものです.シリアスゲームの内容は紹介ビデオをご覧ください.

学生奨励賞を受賞した新井恒陽君
大縄跳び訓練ゲーム「とびとび」紹介ビデオ
 

数理情報工学科の古市教授が実行委員長を務めた「第5回シリアスゲームジャム」(主催:日本デジタルゲーム学会教育SIG)が2016年12月10日,11日の2日間,東京・立川で開催され,数理情報工学科から12名(細川研究室角田研究室古市研究室所属の3年生及び1年生に加え,2名はオランダのアムステルダム応用科学大学からの留学生2名(岡研究室及び古市研究室所属))が参加し,世界6カ国の学生及び社会人の皆さんと一緒に5本のシリアスゲームを2日間で開発しました.今回のテーマは「みんなのバリアフリー」,バリアフリーに対する関心を高めることを目的としたシリアスゲームを開発しました.数理情報工学科の12名は3つのチームに分かれて開発を行い,3チーム総てが以下の各賞を受賞しました!