大学院2年生の森木俊輔君(見坐地研究室所属)が,公益社団法人自動車技術会「2019年度 大学院研究奨励賞」を受賞しました.本賞は大学院生の学業の向上発展に資することを目的に設けられたもので,森木君の修士論文「多層構造防音材の音響数理モデルと GA を用いた吸音/遮音/固体播音特性最適化に関する研究」は自動車の静粛性向上と軽量化による低燃費を高次元で両立する技術として高い評価を受けたことから,表彰されました.
9月初旬は毎年学会発表のシーズンで,数理情報工学科及び数理情報工学専攻の学生は様々な学会で日頃の研究成果を発表します. 2020年9月1日から3日に開催されている情報処理学会と電子情報通信学会共催による情報科学技術フォーラムFITでは,9月3日に博士後期課程1年の進士多佳子さんが「家族協調型ライフヒストリ記録支援システムの一次試作」というタイトルで発表しました.本研究は,別居中の高齢者がいる家族間でのコミュニケーションを促進するとともに,コミュニケーションの成果をライフヒストリとして電子的に蓄積することにより,家族にとって重要な情報や知識の共有を可能とするのを目的としたものです.
今回の発表では家族間だけで共有するライフヒストリについての発表でしたが,質疑応答時には家族外での利用の予定を問われ,次の段階の研究ではこの機能を盛り込んでいる旨回答しました.
2019年12月8日(日)から第8回シリアスゲームジャムが行われ,15日(日)までの1週間で25人の学生と社会人が即席のチームを組んで5本のシリアスゲームが開発されました.数理情報工学科から3名の学部3年生,数理情報工学専攻からは1名の大学院1年生が参加し,3年生の柯さん(ニックネームはりっちゃん)がデザイナとして参加したチーム「マーベル」の制作したゲーム「Telepathy」は最優秀賞(Grand Prix Award)とデザイン部門の優秀賞(Excellent Design Award)を受賞しました.また,大学院1年生の齋藤君(ニックネームはとうや)はリサーチ部門の優秀賞(Excellent Research Award)を受賞しました.おめでとうございます!
2018年12月9日に続いて15日,16日と3日間に及んだ第7回シリアスゲームジャム(SGJ7)が閉幕しました.参加者は学生と社会人(プロのゲーム等クリエイタを含む)が半々で,5名1チームでシリアスゲーム6本を3日間で開発し,その成果はhttps://itch.io/jam/sgj7/feedで公開しました.そのうち,数理情報工学専攻の1年生4名(角田研究室の榎本君と岡庭君,栃窪研究室の新間君,古市研究室の久保田君)が専門学校の学生と組んだチーム「モラトリアリスト」は,オランダ大使館賞を受賞しました! なお,3日間の様子はSGJ7のFacebook Pageで,YouTube Liveによる動画等を含めて公開しています.
2018年12月1日(土)生産工学部では第51回学術講演会が開催され,数理情報工学科からは多数の教員と学生が日頃の研究成果を発表しました.夕刻から行われた優秀学生の表彰式では,学部生2名と大学院生2名が表彰されました.おめでとうございます.
数理情報工学専攻博士前期課程1年の榎本知幸君(角田研究室)が,8月27日(月)に本学部津田沼キャンパスで開催された第37回数理科学講演会(主催:数理科学会)において学生奨励賞を受賞しました.
この講演会は,数理科学に関する幅広い分野での講演会であり,榎本君は人工知能に関するセッションにおいて,「CNNにおけるパラメータを持つ非線形活性化関数とその適用」と題して講演を行い,厳正なる審査を経て,優秀な講演を行った学生に対して贈られる学生奨励賞を受賞しました。榎本君の今後の益々の研究の発展が期待されます.おめでとうございます.
2018年3月13日~14日に早稲田大学で開催された第80回情報処理学会全国大会で,学部三年生の齋藤大誉君(古市研究室所属)が数理情報工学演習I・II(S)で実施した研究成果を発表し,学生奨励賞を受賞しました! タイトルは「MAS方式による病院内トリアージシミュレーションシステムTRISimの可視化機能の実現」で,大規模災害が発生した際に病院で実施されるトリアージをコンピュータ上でシミュレーションするTRISimの開発及び可視化機能に関して発表したものです.古市研究室では,2009年に研究室ができて以来,3年生で学会発表を目指すのが学生達の目標の一つとなっており,これまで8年連続で学会発表を達成してきました.更に,近年は齋藤大誉君のように賞を受賞する例も出てきており,質の高い研究を3年生の時から経験できるのが古市研究室の特長として知られるようになってきました.
2018年3月6日に開催された自動車技術会関東支部学術講演会で,大学院2年見坐地研究室の渡辺開人君が最優秀講演賞を受賞しました.タイトルは「筋骨格数理モデルを用いた自動車のロールフィール定量化に関する研究」で,運転の快適性向上を目的とした,ドライバーが感じるロールフィールを物理量で定量化した研究です.この研究により,運転時に人が感じるフィールを改善する車作の一助になるでしょう.発表件数は97件で,受賞者は9名でした.おめでとうございます.
2017年12月16日(土)と17日(日),日本デジタルゲーム学会・ゲーム教育研究部会主催による「第6回シリアスゲームジャム(SGJ6)」が東京・神田で開催され,日本・イギリス・オランダからの学生及び社会人の皆さんが集まり,2日間でシリアスゲームをジャム形式で制作するイベントが行われました.数理情報工学科からは情報工学コース及びメディアデザインコースの4年生が3名,大学院生が1名,オランダからの留学生1名が3つのチームに分かれて参加し,最優秀賞及び優秀賞を受賞しました!
本シリアスゲームジャムの詳細な様子は以下のメディアでの記事をご覧ください.
2017年12月2日(土)に生産工学部で第50回学術講演会が実施され,口頭・ポスター併せて405件の発表が行われました.数理情報工学科からも教員及び学生が発表を行い,3名の学部学生(細川研究室・竹内勇希君,伊東研究室・野尻桃子さん,古市研究室・新井恒陽君)が優秀学生発表賞を受賞しました.学部全体では38名の学生が受賞しました31名は大学院の学生で,学部生の受賞者7名のうち3名が数理情報工学科の学生だったのは快挙だったと思います.
夏休み期間中,数理情報工学科の教員及び学生は各国・各地で行われる学会で日頃の研究成果を発表します.2017年9月2日(土)に専修大学で行われた日本デジタルゲーム学会主催のDiGRA JAPAN 2017 夏季研究発表大会には大学院の学生2名が参加し,日頃の研究成果を発表しました.
大学院1年の鈴木雄次郎君が発表したタイトルは「協調性の向上を目的としたシリアスゲーム Line H!tterの開発と評価」で,インタラクティブ(デモンストレーションとポスター)セッション及びオーラルセッション(口頭発表)の双方で2件発表,学生奨励賞を受賞しました.おめでとうございます!
3月16日〜18日に名古屋大学で情報処理学会第79回全国大会 が開催され日本大学の全学部からは23件が発表しました.そのうち数理情報工学科からの発表は7件で,多数の教員と学生が参加して日頃の研究成果を発表しました.2日目の午前中にタイトル「交通シミュレータFITSへの自転車モデルの導入と試作」と題して発表したメディアデザインコース3年の高橋昂大君は,学生奨励賞を受賞しました.本研究は,古市研究室の先輩が代々引き継いで構築しているマルチエージェントシミュレーションのための開発実行環境FUSEの上に開発した交通シミュレータFITSの上に,新たに歩行者モデルと自転車モデルを導入した成果に関するものです.開発にあたっては,3年生の必修科目である数理情報工学演習の一環として,同じくメディアデサインコース3年の生駒宇史君に加えて,歩行者モデルを担当した4年生数理情報システムコースの今井敬太君,博士後期課程の小林篤史さんとの共同研究により実施しました.これの完成により,道路と人と自転車が混在する交通環境をコンピュータ上で再現することができ,交通安全のための対策及び啓蒙,都市計画の立案等への利用が期待されています.
日本デジタルゲーム学会の年次大会が3月11日〜12日に愛知県で開催され,情報工学コース3年の新井恒陽君が学生奨励賞を受賞しました.発表タイトルは「子どもの協調性向上を目的とした大縄跳び訓練シリアスゲームの開発」で,同じ古市研究室のメディアデザインコース3年黒田君と来嶋君の3人で数理情報工学演習(必修科目)の一環として開発した成果をインタラクティブセッションで発表したものです.本シリアスゲームは,古市研究室で長年取り組んでいる子供達の協調性をゲームの力で向上させるために開発したもので,2人から4人で行う大縄跳びを対象としたものです.シリアスゲームの内容は紹介ビデオをご覧ください.
数理情報工学科の古市教授が実行委員長を務めた「第5回シリアスゲームジャム」(主催:日本デジタルゲーム学会教育SIG)が2016年12月10日,11日の2日間,東京・立川で開催され,数理情報工学科から12名(細川研究室,角田研究室,古市研究室所属の3年生及び1年生に加え,2名はオランダのアムステルダム応用科学大学からの留学生2名(岡研究室及び古市研究室所属))が参加し,世界6カ国の学生及び社会人の皆さんと一緒に5本のシリアスゲームを2日間で開発しました.今回のテーマは「みんなのバリアフリー」,バリアフリーに対する関心を高めることを目的としたシリアスゲームを開発しました.数理情報工学科の12名は3つのチームに分かれて開発を行い,3チーム総てが以下の各賞を受賞しました!
第48回日本大学生産工学部学術講演会で優秀学生発表賞を大学院の学生2名が受賞しました!おめでとうございます.
学術講演会は教員や学外の研究者の方に混じって大学院生及び学部生が日頃の研究成果を発表する場で,2015年12月5日にスプリングホールで開催されました.昨年度から学生による発表の中で優秀なものには学生優秀発表賞が与えられることとなり,今年は数理情報工学専攻の大学院生2名が受賞しました.おめでとうございます.
2015年12月1日に長崎勤労会館で,電子情報通信学会と情報処理学会の共催で国内最大のVLSI設計に関する研究会であるデザインガイアが開催されました.そのデザインガイアにおいて,前年6月20日に電子情報通信学会ディペンダブルコンピューティング研究会(機会振興会館)で「テスト環境生成結果を用いた階層テスト容易化バインディング法」を発表した西間木淳さん(当時大学院前期課程2年生細川研究室所属,現NECエンジニアリング株式会社勤務)が研究会優秀若手講演賞を受賞し,表彰されました.研究会優秀若手講演賞はディペンダブルコンピューティング研究会で1年間に32才以下の研究者が発表した論文に対して,最大6件しか選ばれない非常に価値の高い賞です.西間木さんの今後の研究者としての活躍を期待します.
大学院博士前期課程2年の龍野俊一君(見坐地研究室所属)が,(公益社団法人)自動車技術会より「大学院研究奨励賞」を受賞しました。本賞はその年の優秀な修士論文に対して与えられる賞で,研究内容と有用性,価値を評価するもので非常に栄誉なことです。龍野君はこの研究成果をもとに,4月から企業の音響研究所で自動車用防音材音響システムに関する研究開発に従事します。活躍を期待しております。
GlobalMath 2014コンテンストに数理情報工学科の2年生がリーダを務める4人組のチームEXTEN!が参加し,数学的思考能力の一つである空間的把握能力の向上を目的としたシリアスゲーム EXTEN! が見事「ユニークダイスゲーム賞」を受賞しました!リーダはメディアデザインコース2年の木田君(企画・グラフィッカ担当),メンバは情報工学コース4年の大久保君(シニアアドバイさ)を筆頭に,メディアデザインコース3年の岡さん(グラフィッカ,CSS担当)及び数理情報システムコース3年の中原君(プログラマ)で,いずれも古市研究室で開催しているゲーム開発のためのプログラミング講座で集い,春休み中に世の中に役立つ教育用ソフトウェアを開発したものです.
第77回情報処理学会全国大会が2015年3月17日から京都大学で開催され,数理情報工学科から多数の学生が研究成果を発表するために参加していました.その中でも,「マルチエージェントシミュレーション方式による歴史研究支援システムへの動的環境モデルの実装法と評価」というタイトルで発表した古市研究室3年生の竹多君が学生奨励賞を受賞しました.この研究は先週3月12日にNHKの番組「英雄たちの選択」でも用いられた戦国FUSEの機能拡張に関する発表で,番組中では研究室の扉を開けた時に最初に映った学生が竹多君です.
大学院2年生の鈴木雄祐君(見坐地研究室所属)が,自動車技術会より「大学院研究奨励賞」を受賞しました.本賞はその年の優秀な修士論文に対して与えられるもので,大学院における研究成果全体に関して賞が与えられたものです.おめでとうございます!
数理情報工学科4年メディアデザインコースの石井里菜さん(中村研究室所属)がMOSのパワーポイント部門第17位になり,6月20日(金)に東京国際フォーラムで開催された「MOS/ACA世界学生大会2014」日本大会で授与式が行われました.
大学院2年生の大竹駿希君(古市研究室所属)が,日本デジタルゲーム学会主催年次大会(3月9日~10日,於:公立はこだて未来大学)において発表した「高齢者のための音楽体操支援シリアスゲームの開発と評価」に対して「学生奨励賞」を受賞されました.おめでとうございます!なお,本年次大会は皆さんおなじみパックマン開発者の岩谷徹先生,ゼビウス開発者の遠藤雅伸先生,ファミスタの父と言われている岸本好弘先生(キッシー)をはじめとする著名なゲームクリエータの皆さんが集結,シリアスからエンタテイメントまでゲーム技術に関するアカデミックな議論を戦わせる場として有名です.数理情報工学科の学生はそのような中で毎年多数の講演を行っていますが,奨励賞をいただいたのは今回が初めてです!
情報処理学会全国大会が東京電機大で3月11日から13日に開催され,数理情報工学科からは学部3年生が5件の講演を行い,そのうち2件で「学生奨励賞」を受賞しました! 受賞した田中君と新倉君,おめでとうございます.いずれも数理情報工学科の必須科目である「ゼミナール」及び「数理情報工学演習」で一年間行った研究を発表したもので,3年生が情報処理学会等で発表するようになってから今回が5年目の快挙です.
5件の講演タイトルは次のとおりです.