日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

第47回日本大学生産工学部学術講演会で優秀学生発表賞を大学院及び学部の学生6名が受賞しました!おめでとうございます.

学術講演会は教員や学外の研究者の方に混じって大学院生及び学部生が日頃の研究成果を発表する場で,2014年12月6日にスプリングホールで開催されました.今年度から学生による発表の中で優秀なものには学生優秀発表賞が与えられることとなり,本学科・専攻から6名もの学生が受賞しました.昨年度の学術講演会からは口頭発表に加えてポスター発表が加わり,研究成果をより多くの皆さんに見ていただいてご意見をいただく場として,人気が定着しました.2015年春に研究室配属を控えた学部2年生の学生も多数聴講に訪れ,今後の研究室選びに大きな刺激を受けたようです.

  • 露木美波さん(大学院2年,見坐地研究室所属),"膝関節周りの角運動量解析による身体に対する影響の考察"
  • 前川翔太君(大学院2年,中村研究室所属),"タスクコヒーレンス性に着目したリソース検索支援方法に関する研究"
  • 後藤一斗君(大学院1年,見坐地研究室所属),"Biotパラメータの音響特性に関する感度解析"
  • 坊屋鋪知拓君(大学院1年,細川研究室所属),"信号未遷移情報に基づくトロイ検出法"
  • 齋藤晴樹君(学部4年,新井研究室所属),"近似論理回路を用いた耐故障設計の評価"
  • 大久保友博君(学部4年,古市研究室所属),"英語教育を目的としたソーシャルシリアスゲームの開発と評価"

各研究室で行われた授賞式の様子(見坐地研究室の露木さんと後藤君)

ポスター発表風景 (古市研究室の大久保君)

古市研究室での授賞式の様子

角田先生が2013年6月29日(土)に実施された平成24年度教育貢献賞授賞式で当賞を受賞し,その後「双方向型教育の試み」というタイトルで講演されました.

梅雨の合間に絶好のテニス日和となった2021年5月15日(土),生産工学部ではスポーツ大会が開催され,数理情報工学科は1年生の有志9名と教員4名(伊東先生,新井先生,関先生,見坐地先生)が参加し,テニスのリーグ戦で1勝1敗となり,3チーム中2位で決勝リーグ進出しました!

写真を撮影中の1年生正林雅人君

アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」は2001年から行われているデジタルコンテンツの国際コンテストで,デジタルコンテンツのクリエータ発掘・育成の場として世界に知られています.数理情報工学科の学生はこれまでも作品応募を行ってきましたが,このたび大学院1年生の齋藤憧弥君が「XyloStories」で学生カテゴリのエンターテインメント(産業応用)部門で初入選しました!おめでとうございます.XyloStoriesは子供音楽教室の先生を支援するためのシリアスゲームです.本作品は齋藤憧弥君がディレクタ及びプログラマとして制作したもので,4年生の湯原聖也君,山家弘大君がアーチストとして加わった他,H/W及び信号処理部の開発には杉沼浩司先生がアドバイサとして加わった他,シリアスゲーム制作全体の指導は粟飯原先生と古市先生が行った共同制作作品です.おめでとうございます!

2019年3月3日~4日に岡山理科大で開催された日本デジタルゲーム学会で,数理情報工学科の粟飯原萌先生が若手奨励賞を授賞しました.粟飯原先生は学生時代から学生広報委員として活躍し、今年度からは広報委員としてホームページインスタグラムフェイスブックツイッターなどのメディアを通した学会活動の社会への発信を担当しています。研究面ではシリアスゲーム型の学習用教材の構築法を提案し様々な教材開発に応用している他、学生時代からシリアスゲームジャムの運営に関わり、次回第8回シリアスゲームジャムの企画をまもなく開始するところです。おめでとうございます.

見坐地一人教授が,環境安全工学科の秋濱一弘教授と共に(公益社団法人)自動車技術会(JSAE)からフェローエンジニアの認定を受けました.第11回(2017年度)JSAEフェローエンジニアには8名が認定され,見坐地先生は振動・騒音・乗心地/教育部門で,秋濱先生は熱機関/研究部門で認定を受けたものです.JSAEフェローエンジニアは,日本を代表する自動車技術者として,自動車技術に関する広範な総合的知見と極めて高度な専門知識と経験を有することが認められたエンジニア(技術者)のことです.日本最大の学術団体である自動車技術会(会員数約51,000名)において,現在まで 69名が認定されている自動車エンジニアとして最高位の資格です.

浦上准教授が執筆した複雑知能システムに関する解説記事が「人工知能学会誌」の最新号に掲載されました。複雑知能システムとは、浦上准教授が提唱する新しい概念で、生命や人間、社会における情報処理をヒントに既存のAI(人工知能)を一新する方法です。

数理情報工学科の浦上准教授が執筆した書籍『セルオートマトンによる知能シミュレーション』(共著)がオーム社より出版されました。 本書は、コンピュータの最も基礎的な部分から最先端の人工知能技術までを、0と1の世界でシミュレーションする方法を解説したものです。

古市先生が,共同研究者の丸山久美子先生と学生の進士多佳子さんと三人で日本大学学祖:山田顕義の生涯を出版しました.Amazon Kindleによる出版は初めてでしたが,執筆と校正の大変さと比べれば,とても簡単でした.資料と表紙の写真は日本大学本部の大学史編纂室から提供していただき,日本大学に入学したばかりの学生をターゲットとして執筆しました.日本大学では1年生全員向けの必修科目「自主創造の基礎」を全員が履修しますが,この本の存在に気づいてくれる学生はまだまだ少ないようです.

数理情報工学科の古市昌一先生が,97人のうち一人のクリエイターとして執筆を担当しました.表紙の写真から古市先生を見つけられますか? 答えはこの記事の末尾に書いてあります.


表紙の顔写真一番上段の右から三人目です

福島地方限定ですが,NHK総合で「歴史探偵 戊辰戦争と会津の戦い」が2024年9月20日(金)19:57-20:42に再放送されます.一回目の放送は2024年5月29日(水)22:00-22:45,生産工学部数理情報工学科の古市特任教授,理工学部精密工学科の粟飯原助教(生産工学部の出身).国際関係学部の淺川教授らが出演しました.これまでの番組では,「シミュレーション開始!」の1声は古市先生が放ってましたが,今回は松廣香織アナウンサーが発声.新政府軍と会津軍の市街戦の再現部分を担当しました.

史番組のため日本大学理工学部精密機械工学科の粟飯原萌先生と日本大学生産工学部数理情報工学科の古市昌一先生及び 川上智先生(客員研究員)とで本年1月からFAiBS(Furuichi Aibara Battle Simulator)の上に新たに指揮統制(Command and Control)モデルを構築し,FAiBS C2を開発してきましたが,2023年3月14日(火)にFAiBS C2を用いて番組収録が古市研究室で行われました.放送日と再放送日は次のとおりです.精密工学科と数理情報工学科が得意とするAIとモデリング&シミュレーションの技術がどのように歴史の研究にも活かせるか,ご覧ください.

○番組名:NHK 総合 「歴史探偵 武田信玄・戦国最強の秘密」 
○再々放送日:2023年7月5日(水) 16:15-17:00  
○番組名:NHK 総合 「歴史探偵 武田信玄・戦国最強の秘密」 
○再放送日:2023年5月8日(月)深夜 5月9日(火) 午前 02:46-03:31  
○番組名:NHK 総合 「歴史探偵 武田信玄・戦国最強の秘密」 
○放送日:2023年4月26日(水曜日) 22:00-22:45 

NHK総合の番組「歴史探偵 長篠の戦い」が2023年6月14日(水)に再放送されます.本番組は生産工学部数理情報工学科古市先生理工学部精密機械工学科粟飯原先生が出演します.古市先生は人の行動等を人工知能技術を用いてコンピュータ上で再現するモデリング&シミュレーション技術及びシリアスゲームへの応用で知られており,粟飯原先生は古市研究室出身で戦国時代の戦いを再現するウォーゲームFAiBS(Furuichi Aibara Battle Simulator)の開発で知られています.今回番組で取り上げるのは1575年の徳川・織田連合軍と武田軍との長篠の戦いです.番組では愛知県新城市設楽原歴史資料館館長の湯浅大司氏と,歴史学者の平山優氏に史実や先生方から当日の鉄砲の性能や両軍の戦い方等について教えていただき,古市先生と粟飯原萌先生がモデリングを行い,FAiBS上に長篠の戦いを再現しました.

長篠の戦いは 徳川・織田連合軍と武田軍をあわせると約4,000丁の火縄銃が使われた戦いとして有名な戦いですが、小学校で我々が学んだ三段撃ちが本当に戦いで行われたのか,負けた武田側はどのような戦いをし実際のところの優劣はどの程度であったのか等を番組用に開発したFAiBSで再現しました.特に,火縄銃の連射性能や銃兵の練度等を如何にモデリングするかを工夫し,史実で知られているいくつかの事象を再現することができた点等を,番組でお楽しみください.

●歴史探偵番組ホームページ
歴史探偵が2021年4月から毎週水曜のレギュラー番組となる以前,歴史探偵「本能寺の変」「黒船来航」にも古市先生と粟飯原先生が出演し,人工知能技術を用いた明智光秀による丹波亀山城から京都本能寺までの深夜の行軍やペリーと徳川幕府のお台場での仮想の戦いを再現しました.読売新聞の記事でも本能寺の変と黒船来航等番組が紹介されています.

■番組名
      「歴史探偵 長篠の戦い」
■放送日時
・2023年6月14日(水) 16時15分~17時00分 NHK総合 全国
・2023年6月7日(水) 22時00分~22時45分 NHK総合 全国

なお,この番組は以下の日時に放送された番組の再放送です.
・放  送:2021年5月19日(水)夜10時30分~11時15分 NHK総合 全国
・再放送:2021年 5月21日(金)※木曜深夜 0時52分~ 1時37分 NHK総合 全国
・国際放送:本放送と同時間
・NHKオンデマンド:1年配信 /NHKプラス:1週間配信 /Tver:1週間配信
■番組紹介
俳優・佐藤二朗ひきいる「歴史探偵社」が、今回調査するのは「長篠の戦い」です。これまでの通説では『信長の鉄砲隊に武田の騎馬隊がやみくもに突撃し、壊滅した』とされてきました。しかし近年、武田の鉄砲隊や信長が準備した陳城についての研究が進み、この通説が覆ろうとしています。実際の戦いはどのように行われたのでしょうか?番組では、火縄銃の発射実験や両軍の鉄砲隊同士のシミュレーション実験、さらに戦場跡から見つかった鉄炮玉の化学調査を実施。徹底調査で真相に迫ります。

InterFM897の新番組『Tech Ark』の収録が2022年10月31日(月)に天王洲(東京都品川区)にあるスタジオで行われ,トライリンガルDJのShaulaさんと杉沼先生が,5Gに関するトークを約1時間にわたって行いました.この番組は「テクノロジーの芽生えや私たちに訪れようとしているワクワクする未来をわかりやすく」伝えるもので,11月から放送が始まりました.毎週月曜日の20:00~20:30に89.7MHz(横浜76.5MHz)で放送されている番組で,トークの様子は,11月21日と28日に放送され,5Gにより実現が期待される,楽しい技術,新しい世界の様子が紹介されました.聴き逃した方は,以下のAudeeのサイトから視聴することができます.

番組DJ Shaulaさんから,素直で鋭い質問が寄せられました

TBSで日曜21:00から放送されている「アトムの童」第6話(2022年11月20日)で,ジョンドゥーの二人がシリアスゲームの実例について話す場面の一部で,数理情報工学科の学生が開発したシリアスゲームFishyFishyのプレイ画像の一部(2秒程です)を使っていただきました! 第6話の監修はGame for ITの後藤誠氏,番組中のシリアスゲームも第6話のために制作されたそうです.シリアスゲームはこれまでも多数TV番組で紹介されてきましたが,ドラマの中でこのように紹介されるのはおそらく初めて.これがキッカケとなって多くの若者がシリアスゲームに関心を持つようになってくれると,嬉しいです.

史探偵(NHK総合)で2022年1月に放送された「歴史探偵 武士の都・鎌倉」が,今度はNHK BSプレミアムで再放送されることになりました.前回見逃した方も,既にご覧になった方も,是非ともご覧ください.

○番組名:NHK BSプレミアム 「歴史探偵 武士の都・鎌倉」 
○再放送日:2022年10月3日(月) 16:14~16:59

2022年8月15日発売のモーターファン・イラストレーテッド (vol.191)(p.85)に「第7回大学研究室探訪」として数理情報工学科の見坐地研究室の紹介が掲載されました.書店や図書館等でご覧ください.

※Amazonの Kindle Unlimitedを購読している方は無料で読むことができます

史番組(NHKBSプレミアム等)で2022年3月と4月に放送され,6月にも再放送されたNHKの特別番組「決戦!源平の戦い」が再々放送されることになりました.前回見逃した方も,既にご覧になった方も,是非ともご覧ください.

○番組名:NHK BSプレミアム 「決戦!源平の戦い」
○再々放送日:2022年9月11日(日) 13:00~14:59

以下は再放送及び本放送時の記事内容です,参考にしてください.

史探偵「元寇-モンゴル帝国の秘密」で,古市研究室の客員研究員川上智氏(現役海上自衛官)がノルマンディー上陸作戦と対比して元寇・弘安の役を解説しました.

○番組名:NHK総合 歴史探偵「元寇-モンゴル帝国の秘密」
○放送日:2022年7月6日(水) 22:00~22:45

2022年5月4日に放送されたNHK総合 歴史探偵「源平合戦 壇の浦の戦い」が再放送されることになりました.前回見逃した方は是非ともご覧ください.

○番組名:NHK 総合 「源平合戦 壇の浦の戦い」
○再放送日:2022年6月1日(水) 03:05~03:05(5月31日深夜)

数理情報工学科の古市先生は人の行動等を人工知能技術を用いてコンピュータ上で再現するモデリング&シミュレーション技術及びシリアスゲームへの応用で知られていますが,2021年3月17日(水)に最終回を迎えるNHK総合「歴史秘話ヒストリア」に少しだけ登場します.

「歴史秘話ヒストリア」は2009年から続いてきた番組ですが,最終回ではこれまでの番組の振り返りや後継番組が紹介されるのではないかと思いますが,「歴史探偵#2黒船襲来」(2020年2月放送)の番組中古市研究室での収録部分(このリンク先の番組の一部)も使われる予定です.歴史秘話ヒストリアがなくなるのは残念ですが,歴史探偵が今後レギュラー化するのは大変嬉しいです.

数理情報工学科の古市先生は人の行動等を人工知能技術を用いてコンピュータ上で再現するモデリング&シミュレーション技術及びシリアスゲームへの応用で知られていますが,近年この技術を戦国時代の戦いを再現するために用いる機会が増えています.今回TVの歴史番組からいただいたテーマは,1575年に設楽原(愛知県新城市)で行われた徳川・織田連合軍と武田軍との長篠の戦い.徳川・織田連合軍と武田軍をあわせると約4,000丁の火縄銃が使われた戦いとして有名な戦いを数理情報工学科の古市先生と日本大学理工学部の粟飯原萌先生とで再現し,どのような戦いであったのかを,歴史家の先生方と一緒に観戦するのが目的です.

数理情報工学科の古市先生は戦国時代の歴史的事象をコンピュータ上で再現するシリアスゲーム開発で知られてますが,2月6日(土)に再放送される「歴史探偵〜本能寺の変」では,亀山城から本能寺までの明智光秀による深夜の行軍ルートを検証する部分で出演します.よろしければご視聴ください(番組内容の詳細はこちら).