情報処理学会のコラボレーションとネットワークサービスワークショップ2024が石川県の山代温泉で2024年11月21日,22日に開催され,数理情報工学専攻の大学院生2名が2件発表してきました.
査読付きセッションで関口和巳君が発表したのは「インフルエンスオペレーションにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化」(関口和巳(日本大学),岡田万実(日本大学),粟飯原萌(日本大学),古市昌一(日本大学)).近年SNS(ソーシャルメディア)上では短期間で多くの人に対して考え方や信念の更新に影響を与えることを目的としたインフルエンスオペレーションが行われており,それが社会問題の一つとなってますが,その対処能力向上を目的としてこれまで約1年半行ってきた成果をまとめたものです.
一般セッションで岡田万実さんが発表したのは「SNSマーケティングにおける情報の発信・拡散及び影響のモデル化法」(岡田万実(日本大学),関口和巳(日本大学),進士多佳子(日本大学),川上智(日本大学),小林篤史(第一工科大学),粟飯原萌(日本大学),喜内瞭(日本大学),古市昌一(日本大学)).近年SNS(ソーシャルメディア)を活用したデジタルマーケティングが従来のマスマーケティングと比べて影響が大きくなっており,効果的にSNSを広告に活用するための方法を,これまで企業支援プログラムで事業化を目指して活動してきた成果を踏まえてまとめたものです.
なお,関口和巳君の発表は,「ベストプレゼンテーション賞」と「ベストペーパ賞」の両方を受賞しました.上記写真の中央部は,この論文の著者全員による集合写真です.