担当科目
情報化社会と情報倫理&同(S),数値シミュレーション&同(S)など
お勧めの本
湯川秀樹,旅人,角川文庫,1960/01, ISBN-13: 978-4041238011
学歴・経歴
研究者情報参照
http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/44/0004389/profile.html
研究概要
本研究では,流動現象に関する粒子法の適用,特に流動に伴って液体表面が大きく変動するような場合のコンピュータシミュレーション技術及び解析を行っている。
また,計算の高速化を図るためにGPU (Graphics Processing Units)を利用し,そのプログラムコードを開発している。
粒子法は,差分法や有限要素法といった格子や要素を用いた数値解析法とは異なり,速度や圧力を保持しながら移動する粒子を用いて物体の挙動を計算するメッシュレス法である。
そのため,格子法で行う煩雑なメッシュ作成の手間を必要としないという特徴がある。また,粒子法は完全ラグランジュ法であることから移流項の離散化を行わないため,移流項により生じる数値拡散が発生しないという特徴も有する。
代表的な粒子法として,SPH(Smoothed Particle Hydrodynamics)法とMPS(Moving Particle Semi-implicit)法が知られている。SPH法は基本的には圧縮性流れの計算手法であり,主に宇宙物理学の分野で利用されてきた。
その後,SPH法は非圧縮性流れへの適用もされてきている。また,MPS法は,粒子法に非圧縮性流れの計算アルゴリズムを組み込んだ手法である。
SPH法,及びMPS法ともに液体表面や界面の大きな挙動を伴う解析に優れているため,最近では液体表面流れや混相流等の解析に広く利用されている。
主要研究テーマ
1) 複雑流れ場の数値シミュレーション
2) 高性能計算に関する研究
3) 非線形問題に関する数値解析法の開発
研究論文
研究者情報参照
http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/44/0004389/profile.html
著書
研究者情報参照
http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/44/0004389/profile.html
所属学会及び学外での活動
研究者情報参照
http://kenkyu-web.cin.nihon-u.ac.jp/Profiles/44/0004389/profile.html