数理情報工学科の自慢の一つはeスポーツスタジオで,この施設を使って教員や学生はeスポーツをテーマとした研究に取り組んでいます.今年度,古市研究室では新たにプロのeスポーツプレイヤとして活躍している環境安全工学科4年の柿沼秀真君(今村研究室所属)の卒業研究に協力することとなり,2023年5月18日,「eスポーツは卒業研究のテーマになるか?」というタイトルで対談を行いました.
対談には古市研究室所属の博士後期課程学生関口和巳君も加わり,eスポーツ用のゲーム開発をする立場として古市教授がインタビューする形式で行いました.柿沼君は「かきP」として知られるプロのeスポーツプレイヤで(NORTHEPTION所属),Shadowverse 世界大会2021優勝, rage shadowverse 2021 winter 優勝等,学業と両立させている学生です.今回の対談では,卒業研究のテーマの洗い出しを目的として「シャドバの運要素について」をテーマとして約1時間対談を行いました.本動画では,その一部をご覧いただけます.
結論だけを言うと,卒業研究のテーマとしてプロのeスポーツプレイヤが自ら行う研究は大変貴重であることがわかるとともに,シャドバの運要素について過去の自らの対戦結果を分析することは今後のゲーム開発者にとってもとても貴重な知見となり得る,ということが本日判明しました.
今後柿沼君は過去の対戦結果のいくつかを分析し,その結果をまたこのメンバで討議することとなりました.今後の経緯をお楽しみに!