数理情報工学科のeスポーツスタジオは,eスポーツを通じて人を惹きつける表現とは何かを研究することで,私たちの生活を豊かにするモノづくり・コトづくりにつながる自主創造の精神を育てることを目的として,諸大学に先駆けて令和4年(2022年)4月から運用中の施設です.ゲーミングPC11台と音響設備・配信機材を取り揃え,学生自らがイベントを企画・運営・開催することができます.
昼間は主としてeスポーツに関連する各研究用に数理情報工学科の学生が利用し,夕方以降はeスポーツ研究会(公認サークル)が大会の準備活動や,大会に向けてトレーニングに日々励んでいます.
- 日本大学生産工学部 環境安全工学科4年(当時)の柿沼秀真君(今村研究室所属,プロチームNORTHEPTION所属)と,「eスポーツは卒業研究のテーマになるか?」というタイトルで対談をしました(2023年5月18日)
- 大学院生が開発したマルチプレイヤのネットワークゲームPIRATES OF SOMALIAを用いてスタジオ内の写真撮影を行いました(2023年1月31日)
- eスポーツサークル、付属高校の文化祭でイベントを企画(2022年10月4日)
- eスポーツスタジオが『日本空間デザイン賞2022』に入選しました(2022年8月27日) ※生産工学部の記事(2023年1月20日)
- イーカレ APEX LEGENDS 2022 春カップで優勝!(2022年7月8日)
- 数理情報工学科でeスポーツのオフラインイベントを実施しました(2022年6月26日)
- トンピ?先生が生産工学部で講義をされました(2022年6月22日)
- コンピューターゲームを「スポーツ」に育てる【後編】(2022年5月13日)
- コンピューターゲームを「スポーツ」に育てる【前編】(2022年5月11日)
- プロeスポーツキャスタのトンピ?がeスポーツスタジを訪問(2022年5月10日)
- 船橋よみうり新聞「日大生産工 学内にeスポーツ室設置」(2022年5月8日)
- 日刊工業新聞「「eスポーツ」がキャリアを広げる、日大・近畿大が施設開設」(2022年5月7日)
- eスポーツスタジオオープニングセレモニーを実施しました(2022年4月12日)
- eスポーツスタジオ開設のお知らせ(2022年4月1日)
- 「e-sportsは日本を変える!?」第2回シンポジウムで古市教授がモデレータを担当しました (2018年11月26日)
2022年4月にeスポーツスタジオが開設されたきっかけとなった原点は,2018年11月26日(月)に日本大学理工学部CSTホールで開催された社団法人コラボ産学官主催・日本大学共催によるイベント「e-sportsは日本を変える!?」で,パネルディスカッションのモデレータを数理情報工学科の古市教授が担当したことです.当イベントでの討議は数理情報工学科の粟飯原助手(当時,現在は理工学部助手)によってリアルタイムでTwitterと連携され, その時のツイート記録はTogetterでご覧いただけます. また,この時にプロのeスポーツキャスタとして参加していただいたトンピ?氏には,その後生産工学部で特別講義をしていただく等,アカデミック面での連携強化が継続しています.
当イベントの共催を担当した日本大学の各関係者(特に会場となった理工学部)がe-sportsに日大の学生を含む多くの関係者が集まって熱い議論を戦わせている様子を見て,生産工学部にeスポーツをプレイできる施設の設立とサークルの公認化を目標としたプロジェクトが始動し,その後高橋亜佑美先生を中心とした多くの教職員の努力により,約3年でeスポーツスタジオの開設に至りました.2022年5月時点でサークルのメンバは約150人となり,生産工学部内で一番メンバの多いサークルとしてeスポーツスタジオが活用されています.