国際交流・国際会議International Activities

7月20日から25日に米国・ネバダ州・リノで開催中の国際会議ICCES 2015に数理情報工学科から3名の先生方が学生の皆さんとの共同研究の成果を発表するため参加されています.21日には角田先生が"Complicated Fluid Flow Simulations by Particle Methods Using Hyperbolic-type Kernel Functions"というタイトルで粒子法による流体シミュレーション法とその成果について発表されました.会場からは実行環境や性能に関する質問が出た他,他の発表者に対する質疑応答の中では格子法(メッシュを用いる方法)と粒子法(メッシュを用いない方法)の双方がこのセッションでは成果が発表されていて大変興味深いとコメントされた先生がいました.

22日には古市先生と伊東先生がそれぞれ"Efficient Load-balancing Scheme for Multi-agent Simulation System"(マルチエージェントシミュレーションの並列実行に適した動的負荷分散方式とその評価結果),"Investigation of Shape Functions for Meshless Time-Domain Method in Electromagnetic Wave Propagation Simulation"(電磁波伝播解析へのメッシュレスタイムドメイン法の適用と評価結果)に関して発表されました.

23日のプレナリーセッションでは授賞式が行われ,角田先生はこれまでの粒子法に関する研究が評価され,ICCES Distinguished Fellowsの賞を受賞されました.