日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

生産工学研究科

日本大学大学院生産工学研究科は津田沼キャンパス内に置かれ、学部における一般及 び専門教育を基礎とし、より高度の科学、技術を修め、研究能力を養う2年間の博士前期課程(旧称は修士課程)と更にその上に専攻分野における独創的研究成果を発表することによって、学術の進歩に 寄与することを要求される博士後期課程(旧称は博士課程)がある。それぞれ課程修了時に論文を提出し、審査に合格すれば工学修士、工学博士の学位を授与される。

数理情報工学専攻

上述の生産工学研究科には7専攻が設置されており、その一つが数理情報工学専攻(入学定員 前期課程10名、後期課程3名)です。前期課程に進学すると別表に示された修士論文指導者である教授または准教授の研究室に所属し指導を受けることになるので、各研究室の内容についてよく調べておくことが大切です。なお、大手企業では近年益々高度の学力を持つ技術者・研究者を要求するようになり、博士前期課程修了者中心の採用を行う傾向が強くなってきました。 なお、数理工学科を名称変更し、数理情報工学科として教育を開始したので、大学院数理情報工学専攻も、その変容に適切に対応するべく授業科目およびスタッフの充実について検討を重ねる。

奨学金

大学院生に対しては、修学中の経済的負担を補助するために、次のような奨学金制度が設けられている(平成19年度現在)。

  1. 日本育英会奨学金:前(後)期課程 8万8千円(12万2千円)/月、かなりの数の学生
  2. R.Fケネディ奨学金:後期叉は前期 20万円/年、研究科全体で1名
  3. 古田奨学金:後期または前期 20万円/年、研究科全体で若干名
  4. 日本大学生産工学部奨学金:第1、2、3種があり、研究科全体で若干名

また他機関による奨学金も次第に確立される機運にあります。さらに本学独自の学生負担軽減策として、ティーチングアシスタント給費制度があり、慣例とし て前期2年の学生の多くが給費生に選ばれ、学部学生のティーチングアシスタントの仕事に当たります。

入学選考及び出題

学部学生が大学院(博士前期課程)進学を希望する場合、学部4年次の7月(第1期)に行われる学内選考(学業優秀な本学生 の推薦入学)制度と、3月に行われる一般選考(第2期:本学および他大学からの進学希望者から試験により選考する)制度の2つの選考機会を有します。学内 選考は学部3年次までの成績の順位を参考にし、口述試験(専門科目・外国語・その他)のみによって行われます。一般選考は筆記試験の英語1時間30分と、 専門科目(数理情報工学専攻では、数学が必修で、他に物理学・応用力学・システム工学・数値シミュレーション・情報工学・情報数学の7科目のうちから数学 を含めて3科目選択)3時間となっています。 出願に必要な書類は、大学院入学志願票(写真貼付)・調査表・卒業(見込)証明書・健康診断書などであるが、詳細は、大学院入学試験要項を読まれたい。