北米ゲーミング&シミュレーション学会(NASAGA)主催の国際会議NASAGA2020が今年はオンラインで開催され,10月24日(土)の午前8時から(日本時間では同日21:30)から大学院生川上智君がBig Data Display Method and Marketing Business Game (MBG) Prototypeというタイトルで試作したマーケティングビジネスゲーム(MBG)について1時間半で発表しました.発表はMBAのデモンストレーションを中心に行い,古市先生と川上智君とがそれぞれ自宅から参加しながら1本のゲームをプレイする形式で行いました.なお,NASAGAへの参加は今回初めてでしたが,教育現場で使うゲームの開発手法や開発事例が多数発表され,今後日本からも多くの教育者が参加すると良いと感じました.
11月29日(日)に桜泉落語会が開催されますが,この後にも2つの緊急イベントが予定されてます.キャンパスガイド表紙デザインコンペの作品紹介は,桜泉落語会に続けて実施するため,事前に参加申し込みが必要です.桜泉落語会と併せてお楽しみください.
11月7日(土)の日本テレビ・世界一受けたい授業では,3部構成のうち最初が「あなたはeスポーツを知っていますか?」というテーマで,監修を古市先生が担当しました.
古市研究室では学生がこれまでに多数のシリアスゲーム(世の中の課題解決を目的として開発したゲームのこと)を開発してきましたが,皆で一緒に体を動かすシリアスゲームの開発に人気があります.eスポーツは年齢や性別を超え,健常な人と障害のある人が共通の土俵で競うことができる点で期待されており,2019年12月に実施した3日間でシリアスゲームを制作する障がい者と高齢者と健常者が共通の土俵で競うことができるディジタルゲームを開発するイベント「シリアスゲームジャム」では5本のシリアスゲームが開発されました.
番組では高校の部活やプロチームでのトレーニングの様子等,単にゲームをプレイするスキルだけではなく体力作り,協調性等精神力強化,ドクターによる定期的な検診等,教育現場も含めてeスポーツに対する取り組みについて理解を深めることができると思います.
数理情報工学科の古市研究室では,これまでNHK BSプレミアムの番組英雄達の選択「関ヶ原の戦い」と「三方原の戦い」のため学生が開発した「戦国FUSE」(戦国時代の戦いをコンピュータ上で再現するシリアスゲームで,武将のAIを搭載しているため,仮想環境上で自律的に戦う)を使って戦いの再現を行った.今回の英雄たちの選択スペシャルでは,放送200回を記念してこれまでに出演した戦国のプロを対象としてアンケートで地域毎に好きな武将を選び,それを集計した結果に基づいて制作した番組である.古市先生も戦国のプロとしてアンケートに回答したが,出演はしないので,登場するのを期待はしないでください.
数理情報工学科はCG-ARTS協会の認定教育校で,メディアデザインコースの学生は2年生の時からCG検定の各分野の合格を目指します.他コース(数理情報システムコース及び情報工学コース)の学生の中にもCG検定を受検する学生が多く,毎年エキスパートの合格者でかつ授業でも優秀な成績を収めた学生が一人CG-ARTS協会賞としてノミネートされ,CG-ARTS協会から賞を受賞します.2019年度はメディアデザインコース3年(現在4年生)の平山湧也君が受賞しました,おめでとうございます!
なお,賞状と副賞は早い時期から大学に届いていたのですが,コロナ禍で大学では多くの講義がオンラインで行われているため授与が遅くなり,10月に正門前で賞状を渡しました.正門の向こう側に学生の姿が見えませんが,生産工学部では一日の入構上限を1,700名として構内で授業または研究を行っています.
数理情報工学科の3年生の皆さんの多くは,この時期進学するか就職するかの検討をはじめます.文部科学省の発表による平成30年度学校基本調査によると、理学系・工学系の大学卒業者の約40%が大学院へ進学します.国立大学では70%以上,私立大学でも70%を超える大学が多数あります.一方,数理情報工学科では例年20%未満と,他大学と比べると進学率が低いのが現状です.従って,3年生の早い時期に進学についてご両親と一緒に考えていただくため, 大学院の案内(日本大学大学院生産工学研究科)と大学院入試ガイドを郵送しました.
大学院へ進学するにあたっての一つの障壁が,学費です.しかし,こちらの動画で説明してある通り,JASSOの貸与型奨学金は大学院修了時に申請することによって在学中の成果(成績や学会発表等)に応じて返還免除が認められる場合があります.
日本大学大学院生産工学研究科の入学試験は,例年7月に行われます.3年生の間に就職活動をはじめる際には,我が国の大学全体での大学院進学状況も参考に,ご両親等と一緒に自分の将来を考えてみましょう.
10月17日(土)生産工学部校友会「数理情報部会懇親会」がZoomによるオンラインで開催されました。今年はコロナ禍ということもあり多くの懇談会が中止となっています.昨年初めて開催された大規模な同窓会を中止にするのは勿体ない,数理情報工学科なんだからオンラインで実施しよう,日本中,世界中から卒業生が参加できる会を開こうという話となり,今回開催する運びとなりました。
2020年10月1日よりピアサポーター(4年生学生)によるオンライン相談窓口を設置します. 相談内容は修学支援,キャリア支援・学生生活支援に関するものです. 相談がある場合はお気軽に下記のメールアドレス(数理情報工学科事務室)まで連絡してください. 折り返しピアサポータから実施時間・方法等についてお知らせします.
学科事務室 このメールアドレスはスパムボットから保護されています。閲覧するにはJavaScriptを有効にする必要があります。
昨年放送された番組「風雲!大歴史実験 "豊臣秀吉 天下人への秘策・美濃大返しの真実」が, NHK BSプレミアムで 2020年9月26日(土)15:00-15:59に再放送されます.
後期・第3Qが9月14日(月)から始まります.一部の授業は対面により行われますが,大学に入講するためには入講前8日間における朝晩2回,健康観察システムに記録してある必要があります.1回でも欠けると,正門の所で帰宅するよう促されます.例えば,9月14日(月)の授業を履修する場合,9月6日(日)朝からの入力 が必要です.
この機会に健康観察システムの利用を習慣化させましょう.
9月初旬は毎年学会発表のシーズンで,数理情報工学科及び数理情報工学専攻の学生は様々な学会で日頃の研究成果を発表します. 2020年9月1日から3日に開催されている情報処理学会と電子情報通信学会共催による情報科学技術フォーラムFITでは,9月3日に博士後期課程1年の進士多佳子さんが「家族協調型ライフヒストリ記録支援システムの一次試作」というタイトルで発表しました.本研究は,別居中の高齢者がいる家族間でのコミュニケーションを促進するとともに,コミュニケーションの成果をライフヒストリとして電子的に蓄積することにより,家族にとって重要な情報や知識の共有を可能とするのを目的としたものです.
今回の発表では家族間だけで共有するライフヒストリについての発表でしたが,質疑応答時には家族外での利用の予定を問われ,次の段階の研究ではこの機能を盛り込んでいる旨回答しました.
9月初旬は毎年学会発表のシーズンで,数理情報工学科及び数理情報工学専攻の学生は様々な学会で日頃の研究成果を発表します. 2020年9月1日から3日に開催されている情報処理学会と電子情報通信学会共催による情報科学技術フォーラムFITでは,9月1日には博士後期課程1年の倉川清志君が「組織内で交わすメッセージ数による組織活性度定量化法」というタイトルで発表しました.倉川清志君は(株)東京技術計算コンサルタントの社長を務めながら大学院で学ぶ社会人ドクターの学生で,学会発表は今回が初めてとのこと.質問2件に対する受け答えも適切に対応することができました.次の目標は査読付き論文の採録と国際会議での発表を目指すとのことです.
国際会議The 26th IEEE International Symposium on On-Line Testing and Robust System Design (IOLTS2020)が2020年7月13~15日にイタリア・ナポリで開催予定でしたが,COVID-19の感染拡大の影響で バーチャルカンファレンスとしてオンラインでの開催になりました.大学院博士前期課程2年の池ヶ谷祐輝さん(細川研究室所属)の論文" A Test Sensitization State Compaction Method on Controller Augmentation"が採択され,発表しました.
池ヶ谷さんの発表内容は,テスト活性化状態の圧縮に関するものです.前回インド・コルカタで開催されたWRTLT2019で発表したテスト活性化状態を有効状態上に圧縮する手法と無効状態間で圧縮する手法を拡大させて,評価結果を充実させました.
今年の春以降実施される学会はオンラインにより開催されています,2020年7月4日に開催された日本シミュレーション&ゲーミング学会もオンラインで実施され,数理情報工学専攻の川上智君が「2次元のビッグデータ表示法によるマーケティング・ビジネスゲームの試作及び初期評価法」というタイトルで,現在開発中のビジネスゲームMBGに関する研究の中間成果を発表しました.MBGは一般の方も利用できます,経営に興味のある方はプレイしてみてください.
適応型ヒューマンインタフェース等に関する研究を行っています
シリアスゲーム(世の中の課題解決に役立つコンピュータゲーム)の作り方,
現実社会をコンピュータ上で再現して世の中の課題(災害,交通,防衛,歴史等)を解決するモデリング&シミュレーションに関する研究を行っています.
「おもしろい」と「かわいい」を感じられるデザイン、誰かのために役に立つデザインを創出するための研究を行っています
システムLSIのテストCAD等に関する研究を行っています
数理情報工学科は津田沼校舎に位置します