日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

2015年3月12日(木曜日)20:00~21:00,NHK BSプレミアムの「英雄たちの選択」に数理情報工学科の古市先生が研究室の学生達と一緒に出演しました.番組中で,徳川家康と武田信玄が戦った三方ヶ原の戦いの真実を明かすコンピュータシミュレーションの専門家として古市先生は登場します.最近発見された新資料にもとづいて数理情報工学科の学生が開発したコンピュータシミュレーションにより三方ヶ原の戦いを再現し,歴史家の磯田道史先生を中心に,考古学者の千田嘉博先生,哲学者の萱野稔人先生,歴史学・国際政治学者の小谷賢先生,脳科学者の中野信子先生が語ります.見逃された方は,NHKオンデマンドでご覧になることもできます!

番組のホームページ→ https://www.nhk.jp/p/heroes/ts/2QVXZQV7NM/list/

日本大学生産工学部は,「ものづくり」を特色として産業界に近いという強みを持っていることで良く知られてます.これまで45年にわたり,学部3年次に全員が必須科目として体験する外部企業等における生産実習(インターンシップ)を実施している他,企業などからの技術相談や技術指導,委託研究,共同研究などによる産学連携を推進しているのが特徴です. 一般的に,数理情報工学科はIT業界との関係が強いというイメージがあり,それは事実ですが,近年は自動車一台の中に100個を超えるCPUが搭載されている等,数理情報工学は自動車及び電機メーカとのつながりも大変強いというのが強みとなりつつあります.2010年に設立された自動車工学リサーチ・センター(NU-CAR)は2人の副センター長がいずれも数理情報工学科の教授で,それぞれ自動車メーカ及び電機メーカ出身の教授です.このNU-CARが,本日(2014年11月14日)の日刊工業新聞に広告を掲載しました.このような広告からも,生産工学部の強みは産学連携,そして就職にも安心というということが感じ取っていただけることでしょう.

8月25日(月)朝7時から7時50分の「キャッチ!世界の視点」というニュース番組に,数理情報工学科非常勤講師の杉沼先生が出演し,マルチコプターに関する専門家として解説をします.杉沼先生は数理情報工学科で「コンピュータグラフィックス」と「技術者倫理」を教えてますが,小型機の操縦ライセンスに加えて教官ライセンスをお持ちで,マルチコプターに関しても専門家です.

NHKの歴史番組「英雄たちの選択」(BSプレミアム)スペシャルが2014年7月31日(木)19:30~21:00に放映されます.今回のテーマは「関ヶ原の戦い」,そしてタイトルは「両雄対決!石田三成vs.徳川家康」.本番組で,数理情報工学専攻博士課程の学生と4年生の学生が開発した,戦国時代の戦いをコンピュータ上で再現するシステム「戦国FUSE」が用いられます.

番組収録にあたっては,歴史家の小和田泰経先生とNHKのプロデューサが6月22日(日)に数理情報工学科の古市研究室にこられ,慶長5年9月15日(西暦1600年10月21日)の関ヶ原の戦いでもし武将○○○が○○しなかったら...,関ヶ原の戦いはどうなっていたか,という課題がNHKから与えられました.当日は戦いの主役となる各武将の特徴等を士気,忠誠心,攻撃力等のパラメタで表現する方法や布陣について打ち合わせし,○○○の部分について決定.そして,4年生の学生が中心となって「戦国FUSE」のプログラムを改修.続いて7月6日(日)の再度小和田先生とNHKが来られて関ヶ原の戦いをコンピュータ上で再現.当日収録には7時間を要しました.その後スタジオでの収録が7月13日(日)に行われましたが,担当の古市先生が海外出張で不在のため出演できずに,事前収録だけでの番組出演となりました.

○○○が○○しなかったら日本の歴史は変わっていたか,皆さんにとって興味のあるところと思われます.この番組で用いられた「戦国FUSE」はマルチエージェントシミュレーション技術を用いてJava言語で開発されたプログラムで,個々の武将の意思決定モデルがプログラムされ(AIあるいは人工知能と呼ばれます),仮想環境上で自律的に捜索・探知と意思決定を繰り返して動作します.コンピュータと歴史研究とは遠いと感じている方が多いかもしれませんが,数理情報工学科で学ぶモデリング&シミュレーションの技術は,歴史研究にも役立つことを感じ取っていただけるのではないでしょうか.

明日11月16日(土)20:30-21:00, 千葉テレビ キャンパストークに数理情報工学科の学生達が出演し,数理情報工学科での研究生活について,タレントのなるみさんとトークします!これは見逃せません!

本日千葉テレビの番組「キャンパストーク」の収録が生産工学部で実施され,数理情報工学科の学生も多数協力しました.のべときなるみさんがレポータ役の当番組は,千葉県及び周辺の各大学を訪問し,大学生達の様子をレポートしてまわるという番組.数理情報工学科では23号館5階の学生達がシリアスゲームを開発している研究室を訪問し,3年生の学生達とトークしました.たまたまその研究室ではオランダから5か月間来ているスティーブ君と3年生の成田君等が共同で数学教育のためのシリアスゲームを開発しており,なるみさんのレポートはこの二人に集中.また,高齢者の方のコミュニケーションを促進することを目的としたシリアスゲームにもなるみさんは大変興味を持っていただいたようです.放映は11月16日(土)20:30~21:00,お楽しみに!

覇王伝説というNHK BSプレミアムの番組収録が,11月末から3回に分けて数理情報工学科で行われ,12月10日に最終回の収録が完了しました.当日の収録は朝11:00から晩8:30まで長時間の撮影となり,見学に来た学生の皆さんもインタビューを受ける等,とても和やかな雰囲気で収録が行われました.放映日は2013年1月3日 21:00-23:00,チャンネルはNHKのBSプレミアムです.司会は爆笑問題のお二人で,歴史の専門家や戦国時代の武将のファンの皆さんが,スタジオで語らいながら理解を深める番組です.これに対して,コンピュータを利用して更に歴史に対する理解を深めようという企画の一環として,歴史家の小和田先生と数理情報工学科の古市先生と大学院生の倉本さんとの3人が一緒になってプログラムを開発してシミュレーションする(モデリング&シミュレーション)様子の収録が古市研究室で行われました.番組中では,戦国時代の武将の戦いを,大学院生が開発した「戦国FUSE」というソフトウェアを用いて,実際には無かった戦いを再現する様子が,ドキュメンタリー風(?)に番組各所に登場することになる見込みです.誰と誰の戦いを実現させるかは,お正月,家族の皆様と一緒にお楽しみください.