日本大学生産工学部 数理情報工学科 新着情報
Mathematical Information Engineering News

2019年6月29日(土)~7月1日(月)に中国・吉林省・長春の吉林動画学院(Jilin Institute of Animation)で国際ゲームジャムが開催され,数理情報工学科からは台湾の中國科技大學からの交換留学生柯文筑さんが日本大学の代表として参加しています. ゲームジャムとは,各国から集まった学生がチームを組んで48時間でゲームを制作するイベントで,今回の参加者はアジア4カ国(中国,韓国,シンガポール及び日本)から総勢約70名が集まりました.日本大学の柯さんは英語と中国語と日本語が話せるトライリンガルとしてチーム編成の際には大変な人気で,結果的に韓国,シンガポール,中国,日本(台湾)の全参加国のメンバ集まって6人のチームを組み,7月1日午後の審査会に向けて現在ゲームを開発中です.柯さんの担当は3Dモデリングで,ゲーム中に登場するキャラクタを全部自分で制作しています.

台湾の中國科技大學と本学部とは学術提携関係にあり,その一環として数理情報工学専攻の大学院生3名(岡研究室及び古市研究室の所属)が,建築工学専攻の大学院生5名と共に2週間インターンに行っています.このインターンは正式名称を生産工学特別実習と呼び,本年より大学院の選択必修科目として設置されたものです.中国科技大でのインターンのテーマは,映画制作やスポーツ科学の研究で利用されるモーションキャプチャ技術の習得です.台湾におけるモーションキャプチャの第一人者である規格設計学院の許(Hsu)先生から指導を受け,大学院での各研究テーマに即したデータ取得を行ってきます.講義は2013年9月2日から始まり,9月13日に成果発表を行って14日に帰国します.本インターンで期待される成果は勉強と研究だけではなく,中国科技大の学生達との交流が期待されます.

湾の中國科技大學と日本大学生産工学部数理情報工学科は,2013年3月19日に学術交流協定に調印し,今後両校の間では交換留学を始め教員の相互研究交流を行うこととなりました.調印式には松井学部長を始め,数理情報工学科からは細川教授,角田教授及び古市教授が参加し,Department of Multi-media Design等を見学いたしました.今後の研究交流や交換留学生による交流等が期待されます.

ICCES(International Conference on Computational & Experimental Engineering and Sciences)が東京理科大学にて3月25日~28日の日程で開催されました.参加者は,全世界から約500名が集まりました.そのICCES2019にて,本専攻1年生の榎本知幸君(角田研究室所属)の論文”New Activation Functions in CNN and Its Applications”が採択され,3月27日(水)に口頭発表(20分間)してきました.次回,ICCES2020の開催はモンテネグロの予定です.

室蘭工業大学で開催された国際会議JSST2018において,学部4年生の花岡佑哉さん(伊東研究室所属)の論文 "Three-Dimensional Shape Modelling of Metal Foam with Rounded Cells by Implicit Surfaces"が採択され,9/19に口頭発表してきました.JSST2018は,日本シミュレーション学会主催の国際会議です.シミュレーションをする際には,対象となる物体などのモデリングをできるだけ正確にする必要がありますが,花岡さんは近年注目されている「発泡金属」のモデリング手法を提案しました.この発表は高く評価され,特集号へのフルペーパー投稿の推薦をいただいており,現在論文投稿に向けて準備しています.

2018年8月1日から3日まで, Postech大学(韓国浦項市)で開催された国際アプライド・ゲームジャム 2018(別名「第6回韓国シリアスゲームジャム2018」)に数理情報工学科の3年生4名が日本代表として参加し,3年生の塩谷彩佳さんと内田皓暉君はそれぞれ別チームとして優秀賞を2件受賞されました.おめでとうございます.

国際会議24th IEEE International Symposium on On-Line Testing and Robust System Designが2018年7月2~4日にSpain, Costa Brava, Hotel Cap Roigで開催され,数理情報工学専攻の大学院博士前期課程2年の越智小百合さん(細川研究室所属)の論文 " A Capture Safe Static Test Compaction Method Based on Don't Cares“が採択され,発表しました.

2018年6月8日から10日まで中国・長春市の吉林動画学院行われた国際大学生ゲームジャムで,古市研究室所属の3年生の留学生王さんが,河北美術学院及び吉林動画学院の学生と組んだチームNew Beeのメンバとして優秀参加者賞を受賞しました.おめでとうございます.48時間で制作したゲームは PathFinder. シルクロードを旅するAnnaが,旅の日記をたよりにシルクロードの各国を旅して財宝を収集する3Dアドベンチャゲームです.

2018年6月8日から10日に中国・長春市の吉林動画学院(Jilin Animation Institute)で行われている国際大学生ゲームジャムに,古市研究室に所属している3年生の留学生2名が参加し,4カ国から集まった総勢73名の学生が48時間でゲームを制作中です.スタッフとして参加中の古市教授が,現地よりレポートします.

国際大学生ゲームジャムの会場入り口前

中国長春の吉林動画学院 (Jilin Animation Institute School of Game)で2022年11月11日から24日まで行われていた国際大学生ゲームジャム(ICSG,中国ゲームジャムとも呼ぶ)2022が2022年11月25日(金)に閉幕,数理情報工学科から日本大学代表の一人として参加していた3年生の清家光生(せいけ こうき)君が,日本大学大学院理工学研究科の安藤玲央(あんどう れお)君,近畿大学の三宅拳士朗(みやけ けんしろう)君,London College of CommunicationのRuimeng Gu君, タイのBansomdejchaopraya Rajabhat UniversityのKiattisak Aueapornprapan君及びPratchay Butamkha君とチームPuppy Catを組んで開発したシリアスゲームが,銀賞を受賞しました! 

 

また,3年生の岡田万実(おかだまみ)さんと高郁晴(KAO YU CHING)さんが東京工科大学の赤松ほのかさんと吉林動画学院の金城浩君と彭欣雅君,大連理工大学の肖逸君とチームPower Holicを組んだチームは,優秀チーム賞を受賞しました.その他,数理情報工学科からは立原慧大君がチーム薇草のプログラマとして参加し,善戦しました.詳細が判明次第,こちらで結果等をご報告します.


チーム Puppy Catのロゴ

チーム Power Holicのロゴ

本大会に日本大学からは数理情報工学科の3年生が4名(1名は台湾中国科技大からの交換留学生,いずれも古市研究室の所属)が参加し,日本大学大学院理工学研究科から1名,近畿大学から1名,東京工科大学からは7名が参加し,各国(中国,韓国,ロシア,英国,タイ,シンガポール)から集まった150名を超える大学生が24のチームを組んでゲームの制作力を競う大会が行われました.

【関連記事1】【関連記事2】【関連記事3】 【関連記事4】【関連記事5】【関連記事6】

システム及びLSI(大規模集積回路)の設計自動化,テスト,組込みシステムに関する欧州最大の国際会議The 21th Design, Automation & Test in Europe(DATE2018, IEEEの主催で2018年3月19~23日にドイツ・ドレスデンで開催)における付属のワークショップ5th Workshop on Design Automation for Understanding Hardware Designs (DUHDe)で,大学院博士前期課程2年の武田俊さん(細川研究室所属)の論文"A Test Register Assignment Method to Reduce the Number of Test Patterns Using Controller Augmentation "が採択され,発表しました.